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平成29年第1回定例記者会見

[2017年2月9日]

ID:6350

平成29年2月8日開催

市長の発言

本日はお忙しいところ平成29年第1回定例記者会見にお集まりいただきまして、ありがとうございます。

本日、議会運営委員会が開催されまして、平成29年第1回印西市議会定例会が、2月15日から3月16日までの30日間の会期予定で、開催されることになりました。今回の議会に上程を予定している付議事件は、条例13件、予算11件、その他4件、報告1件の計29件でございます。

上程を予定しております議案等の概要につきましては、後ほど総務部長からご説明いたしますので、私からは平成29年度当初予算と市政状況について述べさせていただきます。


平成29年度当初予算について

はじめに、平成29年度の予算案について概要を申し上げます。

配付資料の「平成29年度 当初予算の概要」をご覧ください。1ページから5ページに予算編成方針と概要を掲載しております。

本市を取り巻く環境は、歳入面では、合併に伴う普通交付税の特例措置分の段階的な縮減が平成27年度から始まっており、財政運営に必要な一般財源総額を確保することが難しい状況が見込まれております。一方、歳出面では、福祉ニーズ等の増大に伴う社会保障関連経費が年々増加している中で、小・中学校や道路等の公共施設の老朽化に伴う改修費用などの普通建設事業費が財政運営に重い負担となるなど、引き続き、厳しい状況での予算編成となりました。

平成29年度の予算規模を申し上げますと、一般会計予算については、前年度予算と比較いたしまして、9.9パーセント減の316億4千万円を計上し、特別会計を合わせた総予算額の規模は、対前年度予算比5.9パーセント減の495億7千185万1千円となっております。

予算編成に当たりましては、将来にわたり財政の安定と健全性の確保を図るため、限られた財源の適正配分に努めるとともに、各事業について、実施効果を十分に検証し、総体的には市民サービスの向上に資することを念頭に編成いたしました。


平成29年度主要事業について

続いて、資料の6ページから13ページをご覧ください。平成29年度の主要事業を基本構想に掲げた6つの基本目標ごとに、65事業を掲載しております。その中から、主な事業を紹介させていただきます。

初めに、基本目標1の「恵まれた自然の中でやすらぎを持って生活できるまちをつくる」といたしまして、7つの主要事業がございます。

その中の「ごみ減量化・再資源化推進事業」については、ごみの減量化と資源化を更に推進するため、事業系廃棄物の分別の徹底とごみの減量を含めた適正処理についてパンフレットを作製して働きかけてまいります。

また、「防犯対策に要する経費」については、今議会で上程しております印西市犯罪被害者等支援条例の制定と関連いたしますが、犯罪に巻き込まれてしまった市民を支援するため、条例において基本理念と施策を新たに定め、見舞金の支給や転居費用を助成する経費も含まれております。

次に、基本目標2の「やさしさを持っていきいきと暮らせるまちをつくる」といたしまして、18の主要事業がございます。

その中で「高校生等医療費助成事業」については、高校生等のお子さんを持つ保護者の経済的負担を軽減するため、医療費と調剤費の全部または一部を助成する事業として新たに取り組むものでございます。

また、「介護予防・日常生活支援総合事業」については、住民主体による地域づくり型の介護予防事業として取り組んでいる「いんざい健康ちょきん運動」をインストラクターとともに活動支援してまいります。

次に、基本目標3の「地域の持つ可能性を活かした魅力あるまちをつくる」といたしまして、8つの主要事業がございます。

その中の「鳥獣被害対策事業」については、特にイノシシによる農作物への被害を防止するため、狩猟免許の取得費用の補助率を拡大し免許取得を促進することで捕獲者の確保に努めてまいります

次に、基本目標4の「健やかな心と体を育み未来を拓くまちをつくる」といたしましては、16の主要事業がございます。

その中の「中学校施設整備改修事業」については、快適な教育環境を確保するため、トイレの洋式化を実施するものでございます。

また、「小学校修学旅行費補助事業」については、修学旅行にかかる費用のうち交通費に相当する経費を、1学級あたり10万円を上限に補助するものでございます。

また、「高等学校等奨学給付金交付事業」については、市内の中学三年生のうち、準要保護世帯の生徒を対象に、高等学校等の入学準備金として1人あたり10万円を交付する就学奨励制度を創設するものでございます。

次に、基本目標5の「快適で暮らしやすい都市機能の充実した美しいまちをつくる」といたしましては、11の主要事業がございます。

その中の「地籍調査事業に要する経費」につきましては、土地一筆毎の所有者、地番、地目を調査し、境界の位置と面積を測量する地籍調査事業を平成31年から着手するにあたり、その実施計画を平成29年度から2カ年で策定するものでございます。

次に、基本目標6の「市民と行政がともに歩み健全で自立したまちをつくる」といたしましては、5つの主要事業がございます。

 その中の「東京オリンピック・パラリンピック誘致等推進に要する経費」については、昨年に続いて女子ソフトボール日本代表とカナダ代表チームの合宿を支援し、東京オリンピックのキャンプ地誘致につなげていくものでございます。

また、「住民基本台帳事務に要する経費」については、今年の7月から個人番号カードによる住民票と印鑑証明のコンビニ交付を行うものでございます。


高校生等医療費助成制度を創設

続きまして、「高校生等医療費助成制度」についてお話しいたします。

主要事業の中でもご紹介しましたが、この助成制度は私が公約の一つとして掲げている、子ども医療費助成制度の対象年齢を18歳まで拡大するもので、平成29年4月から実施する予定です。子育て世帯の更なる負担軽減を目的としておりまして、15歳から18歳までの高校生等の保護者を対象に、保険診療範囲内でかかった医療費の患者負担額を助成いたします。自己負担金は子ども医療費助成制度と同様に通院1回、入院1日につき200円、保険調剤は無料となります。

医療費助成制度の対象年齢を拡大することで、疾病の早期発見と治療を促進し安心して子育てができるまちづくりを更に推進していきたいと考えております。


北千葉道路の一部開通

次に、国道464号北千葉道路の一部開通についてお話しいたします。

千葉県が進めてきた、北千葉道路の印西市若萩から成田市北須賀までの4.2キロメートルが2月19日(日曜日)、午後4時30分に開通いたします。当日は午後1時30分から、市内のいには野小学校で開通式典が行われるほか、本線の起点付近で開通セレモニーが行われる予定です。

北千葉道路は、東京外かく環状道路と成田国際空港を結び、首都圏北部と成田国際空港間のアクセス時間を大幅に短縮する約43キロメートルの道路です。

西側の東京方面については、昨年末、千葉県道路協議会において国道16号から市川市までの区間を有料事業化により整備する方針が確認され、全線開通に向けて、一気に整備の見通しが加速しました。この北千葉道路の進捗によって当市の立地優位性は更に高まり、定住人口や交流人口の増加を加速させることが期待できるものと考えております。


印西スマイルマラソン

続きまして、今週末に迫りました「印西スマイルマラソン」が国道464号の掘割部をメーンコースとして開催されます。市制施行20周年記念事業として開催するイベントとしては最後になります。

昨年8月から参加者の募集を行ったところ、千葉県内のみならず、北は北海道、南は九州の佐賀県と全国から約6,300人のランナーにご応募いただきました。大会コースは日本陸上競技連盟の検定を受けた公認コースとなっております。

当日は大会ゲストとして、世界的ランナーである千葉真子さんをお呼びする予定です。加えて、今年の箱根駅伝で4位となった順天堂大学陸上競技部のみなさんをはじめ、多く学生ランナーにも参加いただき大会を盛り上げてくれるものと思います。

また、限られた場所ではありますが北総線の駅周辺に観戦できるエリアを用意いたします。冬の寒空を駆け抜けていくランナーにとって、あたたかい声援は力になりますので、ぜひ応援をお願いいたします。


お問い合わせ

印西市役所総務部秘書広報課広報広聴係

電話: 0476-42-5117

ファクス: 0476-42-1150

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