[2022年10月28日]
ID:10765
お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、百日せきでは生後3か月までに、麻しん(はしか)では生後12か月までにほとんど自然に失われていきます。この時期を過ぎた赤ちゃんは、自分の力で免疫をつくって病気を予防しなければなりません。そこで役立つのが予防接種です。
お子さんが受ける定期予防接種は、免疫がつきやすいように接種年齢や回数・間隔などが法律で決められていて、対象年齢内で規定の回数について無料で受けることができます。
接種の機会をのがすことなく、予防接種で免疫をつけ、大きな病気などにかからない丈夫なからだをつくりましょう。
◎予防接種は、お子様の体調が良い日に受けるものです。無理をせずにゆとりをもって計画を立てましょう。
◎委託医療機関へ、記入済みの予診票と母子手帳を持参してください。(予診票を紛失した場合は下記≪予診票の再発行について≫をご参照ください)
【予防接種に行く前のチェック】
≪予診票の再発行について≫
予防接種名 | 対象年齢 | 標準接種年齢 | 回数 | |
ロタウイルス ⇒こちらもご覧ください(ロタウイルスのページへ)(別ウインドウで開く) |
1価 ロタリックス |
出生6週0日の翌日~出生24週0日後まで (注意)令和2年8月1日生から対象とし、令和2年10月1日より公費負担(無料)となります。 |
初回開始: 生後2月に至った日から 出生14週6日後まで |
2回 |
5価 ロタテック |
出生6週0日の翌日~出生32週0日後まで (注意)令和2年8月1日生から対象とし、令和2年10月1日より公費負担(無料)となります。 |
3回 | ||
ヒブ(Hib) ⇒こちらもご覧ください(ヒブのページへ)(別ウインドウで開く) |
生後2月~60月(5歳になる前日)に至るまで | 初回開始:生後2月~7月に至るまで | 最大4回 | |
追加:初回3回目終了後7月以上 13月に至るまで |
最大4回 | |||
小児の肺炎球菌 ⇒こちらもご覧ください(小児肺炎球菌のページへ)(別ウインドウで開く) |
生後2月~60月(5歳になる前日)に至るまで | 初回開始:生後2月~7月に至るまで | 最大4回 | |
追加:生後12月~15月に至るまで | ||||
B型肝炎 ⇒こちらもご覧ください(B型肝炎のページへ)(別ウインドウで開く) |
生後1歳に至るまで (注意)平成28年4月1日以降に生まれた人 |
生後2月~9月 | 3回 | |
DPT-IPV (ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ・四種混合) ⇒こちらもご覧ください(4種混合のページへ)(別ウインドウで開く) |
生後3月~90月(7歳6か月になる前日)に至るまで | 生後3月~90月に達するまで | 4回 | |
不活化ポリオ | 生後3月~90月(7歳6カ月になる前日)に至るまで | 初回:生後3月~12月 | 4回 | |
BCG ⇒こちらもご覧ください(BCGのページへ)(別ウインドウで開く) |
生後1歳に至るまで | 生後5月~8月に至るまで | 1回 | |
MR (麻しん風しん混合) ⇒こちらもご覧ください(MRのページへ)(別ウインドウで開く) |
<1期> 生後12月から24月に至るまで | 1回 | ||
<2期>5歳以上7歳未満で、小学校入学前年度の1年間 | 1回 | |||
水痘 (水ぼうそう) ⇒こちらもご覧ください(水痘のページへ)(別ウインドウで開く) |
生後12月~36月に至るまで | 1回目:生後12月から15月に至るまで 2回目:6月~12月の間隔をおいて接種 |
2回 | |
日本脳炎 ⇒こちらもご覧ください(日本脳炎のページへ)(別ウインドウで開く) |
<1期> 生後6月~90月 (7歳6か月になる前日)に至るまで |
1期初回:3歳 | 3回 | |
1期追加:4歳 | ||||
<2期> 9歳以上13歳未満 | 2期:小学校4年生 | 1回 | ||
DT(ジフテリア・破傷風:二種混合) ⇒こちらもご覧ください(4種混合・DTのページへ)(別ウインドウで開く) |
11歳以上13歳未満 | 小学校6年生 | 1回 | |
子宮頸がん ⇒こちらもご覧ください(子宮頸がんのページへ)(別ウインドウで開く) |
2価 サーバリックス |
【定期接種】 平成18年4月2日~平成23年4月1日生(小6~高1相当)の女子 【キャッチアップ接種(令和6年3月末までの実施)】 平成9年4月2日~平成18年4月1日生の女子 |
中学1年生 | 3回 |
4価 ガーダシル |
注1)不活化ポリオ(計4回)またはポリオ(計2回)とDPT(3種混合)でそれぞれ接種を完了している場合は、DPT-IPV(4種混合)を接種しません。
*DPT(3種混合)ワクチンは販売が中止されていましたが、平成30年1月より販売が再開されました。ポリオが完了しているがDPTが完了しておらず、予診票をお持ちでない場合は印西市保健センター(中央・印旛)までご相談ください。
印西市外で発行された予診票は使用できません。
印西市発行の予診票と差し替えが必要です。20歳未満の人は、転入手続き後に、市民課等で受け取る配布物の中の『予防接種実施状況届(ピンクの用紙)』を保健センター(中央・印旛)窓口に提出してください。(用紙は下記からダウンロードもできます。)
提出時は、母子健康手帳と、海外で接種した場合はその記録を必ずご持参ください。(お忘れの場合、確認ができないため手続きできません。)
窓口にお越しいただけない場合など、提出に関する詳しくは下記ダウンロード「転入者用予防接種実施状況届(説明面)」をご覧ください。
定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく給付を受けることができます。
健康被害の程度等に応じて、医療費、医療手当、障害児養育年金、障害年金、死亡一時金、葬祭料の区分があり、法律で定められた金額が支給されます。死亡一時金、葬祭料以外については、治療が終了するまたは障害が治癒する期間まで支給されます。ただし、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものか、別の要因(予防接種をする前あるいは、後に紛れ込んだ感染症あるいは別の原因等)によるものか因果関係を予防接種・感染症医療・法律等、各分野の専門家からなる国の審査会にて審議し、予防接種によるものと認定された場合に給付を受けることができます。
⇒厚生労働省予防接種健康被害救済についてのページ(別ウインドウで開く)
⇒リーフレット「予防接種後健康被害救済制度について」(別ウインドウで開く)
予防接種法に基づく定期の予防接種として定められた年齢を外れて接種をする場合は、予防接種法に基づかない接種(任意接種)として取り扱われます。接種費用は全額自己負担です。また、その接種で健康被害を受けた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済を受けることになりますが、予防接種法と救済の対象、額等が異なります。
予防接種を行うときは保護者の同伴が必要です。やむを得ない事情で、どうしても保護者の同伴ができない場合は、下記ダウンロードから委任状をダウンロードをし、必要事項を記入して予診票と一緒に委託医療機関に提出してください。
千葉県定期予防接種相互乗り入れ事業に参加している医療機関の医師のもとであれば、印西市の予診票を使って実施できます。
【県内相互乗り入れで接種する場合】
千葉県医師会ホームページ(別ウインドウで開く)にて、協力医師の確認をし、医療機関に予約をしてください。
【県外での予防接種を希望される場合】
長期の入院や里帰り出産などのやむ得ない理由により、県外での予防接種を希望される医療機関と印西市との契約が必要となります。契約には時間を要するため、接種に余裕をもって、印西市中央保健センター(0476-42-5595)へご連絡ください。
被接種者または保護者(以下「保護者等」という。)からの予防接種後に発生した健康被害に関する報告についても、市は受け付けることができます。印西市保健センター(中央・印旛)までご連絡ください。
報告の様式(別紙様式2)は、下記からダウンロードできます。
長期にわたり療養を必要とする疾病にかかった等の特別な事情により、やむを得ず定期予防接種の対象期間内に受けられなかった方は、特例措置の制度があります。特例措置を受ける場合は、事前の申請が必要となります。詳しくは、印西市中央保健センターまでお問い合わせください。
1.定期予防接種の対象期間内において、定められている対象となる疾患(白血病、重篤な疾病、臓器移植等)に罹るなど、特別な事情によりやむを得ず接種ができなかったと認められた場合。
2.1.の条件かつ当該予防接種不適当要因が解消された後、2年以内(注意)に接種した場合は、定期の予防接種として接種を実施できる。
(注意)ジフテリア、百日せき、ポリオ、破傷風、BCG、Hib、小児肺炎球菌は対象期間の特例があります。
心臓血管系、腎臓、肝臓、血液疾患等や重症なアレルギーなどの症状を起こしたことがあるなど、予防接種を受けるにあたって注意を要するお子さんの定期予防接種を千葉県指定の予防接種センター(千葉県こども病院)(別ウインドウで開く)で受けることができます。事前の手続きが必要となりますので、予防接種を検討される方は印西市中央保健センターまでご相談ください。
予防接種のシステムは、各国の社会・経済的事情、医学的事情などによって大きく異なっており、また日本の予防接種の進め方が国際的に共通の方法というわけではありませんので、出国前に予防接種の準備が必要です。日程は少なくとも2~3か月前、できれば半年くらいの余裕をもって、計画的に順序よく受けていくようにしましょう。
⇒厚生労働省検疫所ホームページ http://www.forth.go.jp/(別ウインドウで開く)
⇒(財)日本検疫衛生協会 http://www.kenekieisei.or.jp/
⇒外務省ホームページ http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html
おたふくかぜ、季節性インフルエンザ等は任意の予防接種です。費用は全額自己負担になります。ワクチンを取り扱っている医療機関であれば、どこでも接種できます。
ダウンロード(様式)
接種当日は、保護者の方は緊急連絡がとれるようにしておいてください。
印西市役所健康子ども部健康増進課母子保健係
電話: 0476-42-5595(中央保健センター内)
ファクス: 0476-42-5514
電話番号のかけ間違いにご注意ください!