緊急事態宣言を受けて（市長からのメッセージ）

　市民の皆様には、長期間にわたり、新型コロナウイルス感染症対策にご協力いただいている中で、期間を8月2日から8月31日までとし、緊急事態措置区域として千葉県が追加されました。

　新型コロナウイルスへの感染状況ですが、全国で、これまでにない速さで感染が拡大しており、7月29日には、全国の一日当たりの新規感染者数が初めて1万人を超える中で、千葉県におきましても7月31日には過去最多となる792人の感染が確認されております。

　市内においても、ひと月あたりの感染者の合計が、5月に66人であったのが、6月は28人と一旦は減少したものの、7月には、74人と再び増加に転じており、感染力が強いとされる変異株への置き換わりが懸念される中で、最大限の警戒が必要となっております。

　市といたしましても、感染症収束への切り札とされております、ワクチン接種を加速させるため、7月30日の市議会臨時会で、新たに松山下公園総合体育館に集団接種会場を設置するための補正予算のご承認をいただきました。松山下公園の接種会場は、土曜日、日曜日に開設し、千葉ニュータウン中央駅とJR木下駅から送迎バスの運行も予定しております。

　日程等の詳細につきましては、ホームページ及び9月1日号の広報紙でお知らせいたします。

　新たな集団接種会場の設置等によりまして、接種を加速させ、希望する全ての皆様が速やかに接種を受けられるよう全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様には、基本的な感染症対策の徹底、不要不急の外出の自粛など改めまして、ご協力をお願いいたします。

令和3年8月2日　
印西市長　板倉正直