[2025年7月15日]
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令和7年度夏休み貝化石採集観察会は、ご好評につき申込者が定員に達したため募集を締め切らせていただきます。
市内唯一の国指定天然記念物「木下貝層」は、約12万年前、下総台地が遠浅の海であったことを示す地層で、当時生息していた貝の化石が多量に堆積している地層です。貝層の凝固している部分は、古墳の石室や石灯篭の石材としても利用されました。
貝化石採集観察会は指定地での見学後、採集場所に移動し、採集体験をするものです。
◎日時 8月6日(水曜日) 午前9時30分~12時頃(市役所ロビー集合)
◎対象 小学生以上(小学生は保護者同伴)
◎定員 20名(申し込み先着順 定員になり次第締め切り)
◎持ち物 水筒、帽子、筆記用具、軍手、古新聞紙、園芸用シャベル、貝を入れる袋、歯ブラシ、タオル、作業のしやすい服装(汚れてもよい服装)
◎申し込み方法 7月16日(水曜日)から氏名、連絡先を下記へ
◎申込み先 文化振興課 文化財係 ☎0476-33-4714
(注意)雨天等天候により中止となる場合がございます。ご了承ください。
◎木下貝層とは
木下貝層は、約12万年前の地層で千葉県中北部に広がる下総台地と呼ばれる標高20m~30mの台地に分布しており、貝化石類を多く含んだ地層が木下で最初に調査されたので、「木下貝層」と呼ばれています。
その頃の関東平野は「古東京湾」と呼ばれる大きな海が広がっていました。印西市周辺も古東京湾の一部で、その海の波や潮の流れによって貝殻が集められ地層となったもので、バカガイ、ヒメアサリ、アカニシ、ハスノハカシパンなどが見られます。古東京湾はその後、地球の気候変動による海面の低下や、陸地の隆起により、現在の地形になりました。
木下万葉公園内の木下貝層は、平成14年3月19日に国の天然記念物に指定されました。
採集体験の様子
印西市役所教育委員会 教育部文化振興課文化財係
電話: 0476-33-4714
ファクス: 0476-42-0033
電話番号のかけ間違いにご注意ください!