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産後の体と心

[2024年3月29日]

ID:16550

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産後の体と心

 妊娠・出産という大仕事を終え、育児が始まったこの時期は、お母さんの体に疲れがたまり、抵抗力も落ちています。また、ホルモンの変化で心と体にさまざまな変化が訪れ、お母さんにとってはとても大変な時期です。

 ホルモン分泌の急激な変化や生活リズムが赤ちゃん中心になることでの環境の変化も重なり、体と環境の変化によって心も不安定になりやすいと言われています。変化に慣れることに精いっぱいの時期で、なかなか自分では気づきにくいものですが、お母さん自身の体と心の健康も気にかけてください。

休養を取りましょう

 夜間の授乳などで日中の眠気が増加することがありますので、赤ちゃんと一緒に短時間の昼寝をして体を休ませましょう。周囲に頼れる人がいれば子守を頼んで休養しましょう。産後しばらくは無理に体型を戻すことや体に負担のかかることはやめましょう。

マタニティブルーズ・産後うつ

 産後のさまざまな変化が影響して心が不安定になっている状態で、産後2~3日から現れやすく、わけもなく泣いてしまう、気分が沈む、食欲が低下するといった症状があります。40%くらいの人がかかるといわれており、珍しいことではありません。1か月くらいで自然に消えていきます。

 マタニティブルーズが一過性であるのに対し、気分の落ち込みが長期間続くときは産後うつが疑われます。自分が悪い・母親失格と感じる、物事にうまく対処できなくなる、ちょっとしたことで怒ったり泣いたりするといった症状もみられることがあります。早期に発見すれば改善も早まりますので、なかなか抜け出せない時は医療機関に相談しましょう。周囲の人が産後うつを知って理解し、育児や身の回りの世話などできるだけ協力しましょう。

産後クライシス

 産後、急激に夫婦仲が悪くなる現象のことです。女性はホルモンの影響や育児中心の生活になり環境が変わるのに対し、男性は今までの生活と大きく変わることはなく、妻の関心が赤ちゃんにあることで自分への興味が薄れたと感じるなど、気持ちがすれ違うことで起こります。

 自分の気持ちを言葉で伝えたり、夫を頼ったり誉めたりするなど、日ごろからコミュニケーションを図ることが大切です。


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印西市役所健康子ども部子ども家庭課子ども包括支援係

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