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こどもの事故(窒息・誤飲など)を予防するために

[2025年9月4日]

ID:16639

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こどもの発達に合わせて家の中の安全確認をしましょう

 こどもは「はいはい」や「伝い歩き」をするようになると、手に触れたものを何でも口に入れるようになります。

 公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせの多くは、生後6か月から2歳未満の誤飲事故が占めています。月齢に応じてこどもの目線は変わっていきますので、発達に合わせて以下の視点のもと、定期的に家の中の安全を確認しましょう。

<窒息・誤飲を防ぐ注意点>

・こどもの手の届くところに危険なものや口に入る大きさのものを放置しない

・なるべく目を離さない

こどもの不慮の事故を防ぐために

こどもに起こりやすい事故は窒息、交通事故、溺水などがあげられます。発達段階別では乳幼児期は窒息、幼児期と学童期は交通事故や溺水が多い状況にあります。

こどもの周囲の大人たちが、安全な製品の選択、正しい利用により、こどもの身の回りの環境を整備して、対策を立てることで、防げる事故があります。

<こどもの事故の事例は下記を参考にしてください。>

・こども家庭庁(別ウインドウで開く)

・独立行政法人国民生活センター(別ウインドウで開く)



もしも事故が起こった時は

1.心肺蘇生法

119番通報をしてから救急車が来るまでに下記の通り応急措置を開始しましょう。


(1)<胸骨圧迫(心臓マッサージ)>

 意識がなく呼吸が停止している場合は、直ちに胸骨圧迫による心肺蘇生を開始します。

 胸の厚さ約3分の1が沈む深さまで、1分間に100~120回の速さで圧迫します。

  ・乳児:左右の乳頭を結んだ線の中央で少し足側を指2本で圧迫します。

  ・幼児:胸骨の下半分を手の平の根本(片手または両手で押します。)

  

(2)<人工呼吸>

 あお向けにして、頭を後ろに反らし、同時に顎の先を持ち上げ、気道を確保します。

  乳児:口と鼻を一緒に覆い、胸が少し上がる程度に1秒かけて2回息を吹き込みます。

  幼児:鼻をつまみ、口を合わせて息を吹き込みます。胸が少し胸が少し上がる程度に1秒かけて2回息を吹き込みます。

2.異物を飲み込み喉に詰まってしまった時

(1)背部こうだ(叩打)法

1歳未満の乳児の気道に異物が詰まった際に背中を叩いて異物を除去する応急処置です。

乳児を片腕にうつぶせに乗せ、頭が体より低くなるように支えます。もう一方の手のひらの付け根で、左右の肩甲骨の間を数回強く叩き、異物が取れるまで繰り返します。


(2)ハイムリック法(腹部突き上げ法)

大人や1歳以上のこどもが気道に異物が詰まった際に、相手の背後からお腹を上へ突き上げるように圧迫して、詰まった異物を外に押し出す応急手当です。

この方法は、妊婦や乳児には行わず、1歳以上の子どもには背部こうだ(叩打)法とハイムリック法(腹部突き上げ法)を組み合わせて行う必要があります。


 関連情報:子どもの窒息事故(消費者庁)(別ウインドウで開く)

相談窓口

 ●こども医療電話相談(#8000)(別ウインドウで開く)

 休日・夜間にこどもの症状にどう対処したらいいか判断に迷った時に小児科医師・看護師に電話相談できます。


 ●日本中毒情報センター(中毒110番)(別ウインドウで開く)

 化学物質(たばこ、家庭用品など)、医薬品、動植物の毒などによっておこる中毒事故についての対処方法を相談してください。

 大阪:072-727-2499

 つくば:029-852-9999

 

 ●たばこ誤飲事故専用電話(自動音声応答による情報提供)

  072-726-9922(24時間対応)

お問い合わせ

印西市役所健康子ども部子ども家庭課母子保健係

電話: 0476-33-4762

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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