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乳幼児突然死症候群(SIDS)について

[2023年11月1日]

ID:16891

睡眠中の赤ちゃんの死亡を減らしましょう

睡眠中の赤ちゃんが死亡する原因には、乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)という病気のほか、窒息などの事故があります。

  • SIDSは、何の予兆や既往歴(これまでかかった病気の記録)もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なります。
  • 令和6年には55名の乳児がSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第3位となっています。
  • SIDSの予防方法は確立していませんが、以下の3つのポイントを守ることにより、SIDSの発症率が低くなるというデータがあります。

乳幼児突然死症候群から赤ちゃんを守るための3つのポイント

1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう

SIDSは、うつぶせ、あおむけのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときの方がSIDSの発症率が高いということが研究者の調査からわかっています。医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。この取組は、睡眠中の窒息事故を防ぐ上でも有効です。

無理のない範囲で母乳で育てましょう

母乳で育てられている赤ちゃんの方がSIDSの発症率が低いということが研究者の調査からわかっています。個人の事情に応じて無理のない範囲で母乳育児にトライしましょう。

たばこをやめましょう

乳幼児の周囲でたばこを吸うとSIDSの発生率を高くすることがわかっています。妊婦自身の喫煙、周りの人が吸ったたばこの副流煙を妊婦が吸う「受動喫煙」も、生まれた後にSIDSの発生要因になります。妊婦やこどもに関わるすべての大人は喫煙をやめましょう。

●印西市では、禁煙したい方 ・家族の喫煙について相談したい方に対して、健康づくり相談(別ウインドウで開く)を行っています。(予約制)

毎年11月は乳幼児突然死症候群(SIDS)対策強化月間です!

睡眠環境などを見直して、こどもが安心して睡眠できる環境を作りましょう。

こどもの事故予防策について

こどもの死亡の中には、睡眠中の窒息や浴室での溺水など、不慮の事故が原因となってしまうケースも少なくありません。日常に潜むこうしたリスクからこどもたちの命を守るために、ご家庭で取り組める予防策を動画で紹介しますので、ご参考ください。

こども家庭庁・CDR(Child Death Review)予防のためのこどもの死亡検証

お問い合わせ

印西市役所健康子ども部子ども家庭課母子保健係

電話: 0476-33-4762

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