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泉福寺薬師堂[国指定重要文化財(建造物)]

[2016年3月23日]

泉福寺薬師堂(1棟)

泉福寺薬師堂

 泉福寺は開基や沿革が明らかではありません。弘治2年(1556年)に焼失してその後再建されたと伝えられています。

 正面側面ともに三間の堂で、屋根は茅葺寄棟造です。柱はすべて丸柱で、垂木に古いものが残っているものの建具は創建当時のものではありません。

 内部は後部2間が内陣、前部1間が外陣という構造になっていますが、現存の構造や痕跡からかつて中敷居を入れた建具があったと推定されています。

 内陣は、側柱筋から後へ寄せて須弥壇の背後に立つ2本の来迎柱を立てている関係で、来迎壁、須弥壇とも後方に移って内陣の空間が広くなっています。

 建立年代は建築手法から室町時代末期と考えられ、栄福寺薬師堂、宝珠院観音堂の後に位置付けられます。

 昭和56年の解体修理によって、貞享2年(1685年)に現在の地に移築されたことがわかりました。

 

【所在地】岩戸1671 【指定年月日】昭和52年6月27日

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