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木造金剛力士像[県指定有形文化財(彫刻)]

[2016年3月23日]

ID:5037

木造金剛力士像(2躯)

木造金剛力士像(阿形像)
木造金剛力士像(吽形像)

  両像とも一般的な形の金剛力士像で、阿形像は口を開き、左手で金剛杵を振り上げ、右手を下げて五指をひろげる形は平安時代以降の金剛力士像に最も多く用いられたものです。マツ材の一木造で、像高230センチメートル。表面の仕上げは、肉身部は漆地に赤色顔料、裳は漆地としています。

 吽形像は、マツ材の寄木造で、像高235センチメートル。頭部を1材で彫り出し、体幹部は前後に4材をつなぎ合わせています。表面の仕上げは阿形像の動きを抑えた体勢はまとまりがよく、忿怒の表情や筋肉表現、腰裳の翻りには極端な誇張がなく、全体的に質実な力強さがあり、作風からみて鎌倉時代末期に造像されたと考えられています。


【所在地】滝1009(瀧水寺) 【指定年月日】平成3年2月15日

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印西市役所教育委員会 教育部生涯学習課文化係

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