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将監のオニバス発生地[県指定天然記念物]

[2016年3月23日]

将監のオニバス発生地

将監のオニバス発生地

 オニバスは直径が30センチメートルから200センチメートルの大きな葉を水面に浮かべるスイレン科の一年生の水生植物で、全体に大きなトゲが生えていて「鬼」の名が付けられています。

 毎年4月~5月に発芽し、6月~7月に葉を水面に浮かべはじめ、8月下旬から9月末に開花します。夏ごろに巨大な葉を水面に広げ、ピンクや赤紫色の小さな花(開放花)をつけます。この花は種子が熟さないことが多く、種子は水中下の閉鎖花(つぼみのまま開花せず種を作る花)で結実します。しかし、この種子が必ず翌年発芽するとは限らず、数十年を経て発芽することがあります。10月になると浮葉は枯れ、11月には水面上から消滅します。

 かつては、本州、四国、九州の湖沼や河川に生息しており、印旛沼をはじめ、利根川の氾濫でできた湖沼や堀などに広く認められたそうですが、現在、環境省のレッドデータブック(絶滅の恐れがある野生生物)絶滅危惧2類に記載されています。

 残念ながら指定地では昭和57年を最後に確認されなくなりました。

 現在、千葉県立中央博物館で印旛沼の埋土種子による水生植物再生事業に取り組んでおり、平成22年に初めてオニバスの発芽がみられました。

 

【所在地】将監地先 【指定年月日】昭和52年3月8日

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