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令和5年第3回定例記者会見

[2023年8月29日]

ID:16289

令和5年8月28日開催

市長の発言

本日はお忙しいところ、令和5年第3回定例記者会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。

8月25日に議会運営委員会が開催されまして、令和5年第3回印西市議会定例会が、9月1日から9月29日までの29日間の会期予定で、開催する運びとなりました。

今議会に上程を予定している付議事件は、条例3件、予算2件、契約の締結1件、決算の認定6件、報告5件、人事3件、その他1件の計21件でございます。

なお、今回の補正予算の主なものといたしましては、児童・生徒の増加に対応するため、小中学校のICT環境や学校運営に必要な備品の整備に要する経費や、給食用備品等の整備に要する経費、及び市民サービスの向上のため、市役所本庁舎及び本埜支所におけるフロア再配置に要する経費、ガバメントクラウドへの早期移行に要する経費など、合わせて約4億6千200万円を計上しております。

この他、上程を予定しております議案等の概要につきましては、後ほど総務部長からご説明いたしますので、私からは、補正予算の概要と市政状況等につきまして述べさせていただきます。


小・中学校の児童生徒数の増加及びそれに伴う学級数の増加への対応について

それでは、まず、千葉ニュータウン区域を中心に子育て世帯の転入が続いていることから、小・中学校の児童・生徒数の増加への対応といたしまして、令和6年度の増加分を見込んだ小・中学校の教材及び給食用備品等を整備するための増額補正について申し上げます。

まず、教材備品等といたしましては、小中学校のICT環境や学校運営に必要なタブレット端末等の整備のため、1億9千196万9千円を計上しております。また、給食用備品等といたしましては、食缶や配膳台などの整備のため、3千938万4千円を計上し、それぞれ追加補正するものでございます。


市民サービスの向上のためのフロア再配置について

次に、市民サービスの更なる向上を目的とした、フロアの再配置について、ご説明いたします。

こちらは、年々増加傾向にある市役所本庁舎への来庁者が快適に窓口サービス等を受けられるよう、市役所本庁舎1階の市民待合スペースを拡充させ、新たに「健康・子育ての窓口」、「福祉の窓口」、「市民の窓口」の3つの統合窓口を整備していくものでございます。この度の補正予算は、本庁舎の事務の一部を本埜支所へ移転させ、併せて市役所本庁舎及び本埜支所のフロアを再配置するための経費として、3千412万円を計上するもので、現行の市の施設を最大限活用し、市民サービスの向上を図るものでございます。

なお、本件につきましては、令和5年度から6年度の2年間をかけて実施するものでございまして、関連する債務負担行為を設定するものでございます。

 

ガバメントクラウドへの早期移行について

次に、ガバメントクラウドへの早期移行についてご説明いたします。こちらは、デジタル庁のガバメントクラウド早期移行団体検証事業に応募し、ガバメントクラウドの運用コストの検証と早期移行による安定的な事務運用を図ることから、ガバメントクラウドの環境構築等に要する費用として、3千485万7千円を計上するものでございます。


印西市木下駅前にぎわい広場の供用開始について

次に、木下駅前にぎわい広場の供用開始についてご説明いたします。木下駅南口の株式会社日本デキシー千葉工場跡地に整備を進めておりました、木下駅前にぎわい広場が、9月1日からオープンいたします。

この広場は「木下駅周辺のにぎわいの創出」を目的としたもので、総面積約1万3千平方メートルの広大な芝生広場と駐車台数123台の駐車場などを備えており、「いんざいふるさと産業まつり」などを予定しておりますので、市民の皆さまにぜひお気軽にご利用いただきたいと考えております。


子育てポータルサイトについて

次に、「子育てポータルサイト・いんざい子育てナビ」の開設についてでございます。

こちらは、新たに市のホームページの中に「子育てに特化したサイト」を構築するもので、10月16日からの開設を予定しております。子育てにかかるさまざまなニーズに対応したお知らせやイベントなどの情報を、パソコンやスマートフォンで手軽に検索できるサイトを立ち上げ、子育て世帯を応援して参りたいと考えております。


印西市総合防災訓練の実施

次に、市の総合防災訓練についてお話いたします。

防災意識の高揚と地域防災力の強化を目的に、毎年中学校区単位で実施しております印西市総合防災訓練ですが、今年は初めて水害を想定し実施いたします。

日程は、10月22日に小林中学校での実施を予定しておりまして、地域の自主防災組織、町内会・自治会の皆さまに主体的にご参加いただき、開催できるよう準備を進めております。

本市におきましては、地震や台風に加え、豪雨などによる内水(ないすい)・外(がい)水(すい)の氾濫も予測され、大きな被害となる可能性がございますので、過去の経験や教訓を生かすとともに、関係機関と更なる連携、並びに情報共有等が図れるよう、体制を整えて参りたいと考えております。


いんざいふるさと産業まつりの開催

次に、これまでコロナ禍で開催が見送られておりました秋のイベントについてですが、今年度は「いんざいふるさとまつり」と「いんざい産業まつり」を統合した「いんざいふるさと産業まつり」を、11月4日に実行委員会形式により開催する予定です。

 会場は、イオンモール千葉ニュータウン駐車場と、先程申し上げた9月1日オープンする「木下駅前にぎわい広場」の2会場での同時開催の予定で、「まちを挙げたイベント」として展開して参りたいと考えております。

 各会場では、各種団体などによる出店ブースのほか、市民などによるステージショーやフリーマーケットなどを予定しておりまして、盛りだくさんの内容でお楽しみいただけるものと考えております。

 

秋のイベントなど

次に、秋に向けて開催される、スポーツや文化に関連した催しについて、ご案内いたします。

はじめに、9月5日に東京都にある大井競馬場で、当市の名を冠(かん)したレースとして、恒例の「印西市コスモス賞」が開催されます。市外における印西市のPRイベントとして、本市の知名度向上につなげて参りたいと考えております。

次に、「第29回 関東大学女子駅伝対校選手権大会」が、9月30日に千葉ニュータウンを周回するコースで開催されます。この大会は、10月に仙台で行われる「第41回 全日本大学女子駅伝対校選手権大会」への出場をかけた大会でございます。当日は、コース周辺で交通規制が行われ、ご不便をおかけいたしますが、市内の順天堂大学も出場いたしますので、沿道での応援をぜひよろしくお願いいたします。

次に、スポーツの日にちなんだイベントとして、「スポーツ健康フェス2023」を、10月9日に松山下公園で開催いたします。

こちらは、市民参加型の健康とスポーツの祭典でございますので、ぜひこの機会に多くの市民の皆さまにご参加いただき、スポーツや健康への理解と関心を深めていただきたいと考えております。

次に、地域の伝統行事といたしまして、県指定無形民俗文化財の「浦部の神楽」が、10月15日に浦部の鳥とり見み神社で、同じく県指定無形民俗文化財の「鳥と見み神社の神楽」が、10月17日に中根の鳥と見み神社で、それぞれ行われる予定でございます。

地域の伝統芸能として継承されてきた行事でございますので、これからも大切に守り続けていただきたいと考えております。

次に、本市で4回目の開催となる「ZOZOぞぞ チャンピオンシップ」ですが、今年も市内の習志野カントリークラブで、10月19日から22日までの4日間の日程で開催される予定でございます。世界で活躍するトッププロが、本市内でプレーすることは大変誇らしいことで、市内外からも大勢のギャラリーの皆さまがお越しになります。

本市では、開催期間中、市のPRブースを設置し、いんザイ君が描かれたゴルフボールなどのオリジナルグッズの販売を行い、市のPRを行って参りたいと考えております。

次に、第28回 印西市民文化祭を、10月25日から12月5日まで、市内の6会場で行います。また、今年度も、インターネット上での「オンライン文化祭」を、12月1日から31日までの期間、併せて実施いたしますので、皆さまの多数のご参加をよろしくお願いいたします。

次に、「第17回 印西小学校駅伝競走大会」を11月29日に松山下公園で、市内の全18小学校の代表チームの参加により開催をいたします。市内各小学校から男女のチームが出場し、選手たちは寒さに負けず、日頃の練習の成果を発揮し、熱戦を繰り広げますので、沿道などでの応援をぜひよろしくお願いいたします。

終わりに

最後になりますが、今年の夏も猛烈な暑さが続いており、水不足による作物被害が発生しているところもあります。また、一方では、東北地方をはじめ全国各地で記録的な大雨による被害、西日本を中心に台風による被害などが発生し、土砂災害などにより尊い命が失われた地域もございました。被害に遭われた方々に、心からお見舞いを申し上げます。本市におきましても、台風や豪雨の際は、土砂災害や道路の冠水、長期の停電などによる被害が発生する可能性が危惧されており、台風シーズンを迎える9月から10月は、予断を許さない時期でもあります。市といたしましては、防災・減災体制の充実に向け、取り組んで参りたいと考えているところでございます。皆さま方におかれましても、まだまだ厳しい残暑が続いておりますので、くれぐれも体調にご留意いただき、今後ますますのご健勝とご活躍をご祈念申し上げ、結びといたします。


主な質疑応答(要約)

Q. 最近の市内小中学校の児童生徒数の推移はどのような感じか。また増加に対応するため、学校を増やすことなどを考えているのか。

A. 小中学校共に、児童生徒数は毎年少しずつ増加している。特に千葉ニュータウン地区の増加に対しては、校舎の増築や校庭を新たに作ることなどで対応していく。

 

Q. 市民サービスの向上のためのフロア再配置について、本庁舎から本埜支所に移転する部署はどこか。また移転はいつ頃を予定しているか。

A. 上下水道部の各課と土木管理課、建設課が移転する。時期については、令和6年3月から順次移転をし、令和6年6月末に完了を予定している。

 

Q. 印西市木下駅前にぎわい広場が9月1日にオープンするが、セレモニーなどの予定はあるのか。

A. 予定はありません。

 

Q. スワン号の運行を廃止し、タクシー利用助成事業を開始するとのことだが、スワン号の周知は充分に行ってきたのか。また、タクシー利用助成事業は、市内全地域を対象としたものか。

A. スワン号の運行地域は旧本埜地域であるが、周知は充分に行ってきたものと考えている。また、タクシー利用助成事業の対象地域は、スワン号を運行していた地域のみとなる。

 

Q. 11月4日に開催予定の、いんざいふるさと産業まつりの内容はどのようなものか。

A. まつりの内容については、現在、実行委員会で協議をしている際中だが、数分程度になると思うが、花火の打ち上げも検討している。


お問い合わせ

印西市役所総務部秘書広報課広報広聴係

電話: 0476-42-5117

ファクス: 0476-42-1150

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