印西市業務継続計画

　業務継続計画とは、災害などの非常時において、通常の業務を最低限必要なものだけに絞り込み、限られた業務資源（人、電子、水、PC、通信手段等）の中で「災害時特有の業務」を確実に着手できるよう、平常時から準備をしておく計画です。

　市では、本市の地域並びに市民の生命、身体及び財産を災害から保護することを目的として、災害対策基本法の規定に基づき「印西市地域防災計画」を策定し、災害の予防から応急対策、復旧・復興までのさまざまな対策や取り組みを進めています。

　一方で、市は、市民生活に密着した行政サービスを提供していることから、災害時であっても継続して行わなければならない通常業務を抱えています。

　また、災害の規模により庁舎や市職員も被災する可能性があり、公共施設の被災、断水、停電、通信の途絶により行政機能が低下することも予想されます。

　そのような中で、災害対応業務に加え、通常業務のうち休止できない業務の継続や、休止しても早期に回復する必要がある業務を「非常時優先業務」として実施する体制の確保が必要であることから、「印西市地域防災計画」に基づき本計画を策定しました。