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離乳食の進め方 ごっくん期(離乳食初期)

[2025年4月7日]

ID:15572

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さあ!離乳食を始めましょう

離乳食とは

 そもそも離乳ってなんだろう?

「離乳」とは、成長に伴い母乳やミルク等の乳汁だけでは不足するエネルギーや栄養素を補完するために乳汁から幼児食に移行する過程をいいます。

その時に与える食事を「離乳食」といいます。

赤ちゃんが生まれながらに身に付けているミルクを飲む哺乳運動とは異なり、食べることは「体験」によって覚えていきます。そのため離乳食は、食生活の基礎トレーニングなのです。

離乳食スタートのサイン

生後5~6か月ごろになり、以下の様子が見られたら離乳食を始めてみましょう。

  • 首がすわっている
  • 寝返りができ一人で座れる (お膝の上でも、支えがあってもよい)
  • 食べ物に興味を示す(家族の食事をじっと見る、よだれが増えるなど)
  • 口元に持っていったものを舌で押し出すことが少ない (舌挺出反射の減少)

*全てに当てはまっていないからといって離乳食を始められないというわけではありません。

 赤ちゃん一人一人のペースがありますので焦らずゆっくり体調や機嫌のよい時に、10倍がゆのペーストからスタートします。

授乳と離乳食のタイムスケジュールモデル

5か月頃 

 *あくまで目安です。赤ちゃんに合った時間と量にしましょう。

 AM6時00分   AM10時00分   PM2時00分  PM6時00分  PM10時00分

 授乳200cc    離乳食と授乳    授乳200cc   授乳200cc    授乳200cc

*離乳食を先に食べさせ、母乳・育児用ミルクは欲しがるだけ飲ませるようにします。     

6か月頃

 *あくまで目安です。赤ちゃんに合った時間と量にしましょう。

 AM6時00分  AM10時00分   PM2時00分   PM6時00分    PM10時00分

 授乳200cc   離乳食と授乳    授乳200cc      離乳食と授乳    授乳200cc

*離乳食を先に食べさせ、母乳・育児用ミルクは欲しがるだけ飲ませるようにします。     

離乳食の進め方

形状:ペースト状(目安はヨーグルト)

   スプーンを傾けるとポタポタと落ちるくらい。

(1)始めの1さじ→10倍粥

(2)1品が約1週間後、1日3さじくらいになる。

(3)でんぷん質の野菜ペーストを開始(さつまいも・かぼちゃ・じゃがいもなど)

(4)その他の野菜ペーストを開始(ほうれん草・人参など)

(5)野菜ペーストを1週間与えたら、白身魚・豆腐・乳製品・卵黄などのたんぱく質ペーストに進む。

(6)1か月くらいすると穀物・野菜類・タンパク質食品などそれぞれ4~5さじ程度食べられるようになる。

*あくまで目安です。赤ちゃん一人ひとりペースは違いますので焦らず進めましょう。

離乳食(初期)のポイント

  • 1日1回食。調理形態はなめらかなペースト状(ヨーグルトくらい)
  • 調味料等での味付けはしない
  • 離乳食用スプーン1さじから始めて徐々に増やす
  • 離乳食を先に与え、その後母乳やミルクを飲みたいだけ与える
  • 離乳食時以外は、母乳やミルクは授乳のリズムに沿って欲しがるだけ与える

離乳食の進み具合や食べる量には個人差があり、月齢や食事量はあくまでも目安です。

赤ちゃんの様子を見ながらゆっくり進めていくのが大切です。

嫌がる場合は無理強いせずに。皮膚やうんちの様子等も見ながら進めましょう。

<姿勢>

  • 赤ちゃんの体を起こし、少し後ろに傾けるようにする(抱っこも椅子も同様)
  • 安定しない場合は、バスタオルなどで隙間を埋めて調整する

<食べさせ方>

【正しい食べさせ方】

スプーンを水平に引き抜く

  • 唇をしっかり閉じる練習になる
  • 赤ちゃん自身がスプーンから上手にとれるようになってくる
  • スプーンに食べ物が残ってしまってもよい

【あまりよくない食べさせ方】

スプーンを上あごに添わせるように斜めに引き抜く

  • スプーンはきれいになるが、赤ちゃんが唇の動きを覚えずらい
  • 上あごについた食べ物が取りづらく、飲み込みにくい

<声かけ>

食生活を始める第1歩が離乳食です。

「噛む」ことを覚えていくためにも歯が生えていない時期から積極的に「もぐもぐ」「ごっくん」の声掛けをしていきましょう。

離乳食の形態が進んでいくにつれて、歯茎で「もぐもぐ」するようになっていきますが、初期の時期から意識していくことで、将来の丸飲みの防止に繋がっていくのでとても大切です。

離乳食を始めるときの注意ポイント!

  • 体調の確認は必ず行う

離乳食を始めるタイミングで、下痢や便秘になりやすいため、食後のうんちの様子を確認しましょう。

  • はちみつは満1歳までは与えない

乳児ボツリヌス症予防のため、お菓子や飲み物にも注意が必要です。

食物アレルギー

離乳食を始めるうえで心配の一つが「食物アレルギー」についてだと思います。

食物アレルギーは正しい知識と理解が必要になってきます。下記を参考にしてください。

  • 食物アレルギーが心配でも離乳食の開始や進行を遅くする必要はない
  • アレルギー症状が出たら自己判断せず、必ず医師に相談して離乳食を進める
  • 初めての食材は、医療機関が受診できる時間帯に与えるようにする

離乳食のことで困ったら…

印西市では離乳食に関する相談・教室を行っています。レシピや進め方の動画(別ウインドウで開く)もございますのでぜひご覧ください。


令和7年度離乳食教室ちらし

使える食品・使い方

お問い合わせ

印西市役所健康子ども部子ども家庭課母子保健係

電話: 0476-33-4762

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