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ヒトパピローマウィルス感染症(子宮頸がん予防)ワクチンについて

[2014年4月1日]

ヒトパピローマウィルス感染症について

 

 子宮頸がんは、発がん性のヒトパピローマウィルス(HPV)というウィルスの持続的な感染が原因となって発症します。性交経験がある女性であればだれもが感染する可能性があります。

 100種類以上の遺伝子型があるHPVの中で、特に発がん性が高いタイプの感染が問題となります。近年20~40歳代の子宮頸がんが増加傾向にあり、その約70%はHPVの感染が原因とされています。

 HPVに感染してもほとんどの場合ウィルスは自然に排出されてしまいますが、長期間感染が続く場合があり、ごく一部のケースで数年~数十年間かけて前がん状態を経て子宮頸がんを発症します。ワクチンでHPV感染を防ぐとともに、子宮頸がん検診によって前がん病変を早期発見することで子宮頸がんを予防します。

 

子宮頸がん予防ワクチンについて

 

 現在国内で接種できる子宮頸がん予防ワクチンは、子宮頸がん患者から最も多く検出されるHPV16型及び18型に対する抗原を含んでいる2価ワクチン(サーバリックス)と、尖圭コンジローマや再発性呼吸器乳頭腫症の原因ともなる、6型、11型も加えられた4価ワクチン(ガーダシル)があります。HPV未感染者(学童女子)を対象とした海外の報告では、感染及び前がん病変予防効果に関して、両ワクチンとも高い有効率が示されていますが、HPV既感染者には有効性が低いことから、初回性交渉前に接種することが推奨されています。

 ただし、ワクチンを受けたからといって病気にかからないわけではありません。ワクチン接種後も、定期的に子宮がん検診を受けることが大切です。

 

子宮頸がん予防ワクチンの接種勧奨控えに関するお知らせ

 

  ヒトパピローマウイルスの予防接種は、平成25年4月1日から予防接種法の定める「定期接種」として実施されていましたが、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛がワクチン接種後に特異的に見られました。このことから、平成25年6月14日に厚生労働省から「ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種の対応について」という勧告が出され、発生頻度等がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではないとされました。

 これをうけ、現在印西市でも接種に関する積極的勧奨を控えています。定期接種としての実施は引き続き行われていますので、接種を希望する方は、公費で接種することができます。

 なお、積極的勧奨を控えたことで、接種間隔があいてしまったり定期接種の年齢を超えてしまった場合の対応については、厚生労働省からの情報提供があり次第、印西市ホームページ等でお知らせします。

 

参考)厚生労働省ホームページ

 

 

 

子宮頸がん予防ワクチンの副反応について

 

 子宮頸がん予防ワクチン接種後に見られる主な副反応として、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが挙げられます。

 また、子宮頸がん予防ワクチン接種後に、複合性局所疼痛症候群(CRPS)※などの慢性の痛みを伴う事例や、関節痛が現れた事例などの報告があり、専門家による検討が行われました。子宮頸がん予防ワクチンの副反応の発生状況については、ワクチン接種の有効性との比較考量の中で、定期接種の実施を中止するほどリスクが高いとは評価されませんでした。
 しかし、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が子宮頸がん予防ワクチン接種後に特異的に見られたことから、この反応の発生頻度等がより明らかになり、適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではないとされました。現在も、積極的勧奨は控えた状況が続いていますが、定期接種としての実施は可能です。

※複合性局所疼痛症候群は、骨折・捻挫などの外傷をきっかけとして生じる、原因不明の慢性の疼痛症候群です。

 

 

子宮頸がん予防ワクチンの接種方法について

HPVワクチンの接種方法
 対象年齢  標準的
 接種時期
   ワクチン          接種間隔   備考
小6~高1相当の女子 中学1年生    2価
(サーバリックス)

 1回目接種の1か月後に2回目を接種
           ↓
 1回目接種から6か月後に3回目を接種

(1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目から5か月以上、かつ2回目から2か月半以上の間隔をおいて3回目を接種してもよい)
☆どちらのワクチンも3回接種

☆筋肉注射
    4価
 (ガーダシル)
 
 1回目接種の2か月後に2回目を接種
   (1回目から少なくとも1月以上あける)
           ↓
 1回目接種の6か月後に3回目を接種
   (2回目から少なくとも3月以上あける)

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印西市役所健康福祉部健康増進課母子保健係

電話: 0476-42-5595(中央保健センター内) ファクス: 0476-42-5514

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