ページの先頭です

ジフテリア(D)・百日せき(P)・破傷風(T)・ポリオ(P)予防接種(DPT‐IPV:4種混合、DPT:3種混合)およびジフテリア・破傷風予防接種(DT:2種混合)について

[2018年4月27日]

ジフテリア(D)・百日せき(P)・破傷風(T)・ポリオ(P)(DPT-IPV/4種混合、DPT/3種混合)およびジフテリア・破傷風(DT/2種混合)ワクチンの予防接種について

ジフテリア(Diphtheria)

 

 ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。

 主にのどや鼻に感染し、10%程度の人に症状が出るだけで、残りの人は症状が出ない保菌者となり、その人を通じて感染することもあります。症状は高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。発病2~3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあるため注意が必要です。

百日せき(Pertussis)


 ワクチンの接種がはじまって以来、患者数は減少してきていますが、長びくせきを特徴とする思春期、成人の百日せきがみられ、乳幼児への感染源となり、特に新生児・乳児が重症化することがあるので注意しましょう。

 普通のかぜのような症状で始まり、続いてせきがひどくなり、顔を真っ赤にして連続的にせき込むようになります。せきのあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。熱は通常出ません。乳児期にはせきで呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)けいれんが起きるあるいは突然呼吸がとまってしまうことなどがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こしやすく、新生児や乳児では命を落とすこともあります。


破傷風(Tetanus)

 

 破傷風はヒトからヒトに感染するのではなく、土の中にいる菌が、傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素によって筋肉のけいれんを起こします。最初は口が開かなくなるなどの症状が気付かれ、やがて全身の強直性けいれんを起こすようになり、治療が遅れると死に至ることもある病気です。患者の半数は本人や周りの人では気がつかない程度の軽い刺し傷などが原因です。土中に菌がいるため、感染する機会は常にあります。また、お母さんが免疫をもっていれば出産時に新生児が破傷風にかかるのを防ぐことができます。

 

ポリオ(急性灰白髄炎・Polio)


 口から入ったポリオウイルスは咽頭や小腸の細胞で増殖します。増えたウイルスは便中に排出され、再びヒトの口に入り、免疫のない人の腸内で増殖し、ヒトからヒトへ感染します。ポリオウイルスに感染しても、ほとんどの場合は症状が出ず、一生抵抗力(終生免疫)が得られます。症状が出る場合、ウイルスが血液を介して脳・脊髄へ感染が広まり、麻痺を起こすことがあります。ポリオウイルスに感染すると100人中5~10人は風邪のような症状があり、発熱を認め、続いて頭痛、嘔吐があらわれます。感染した人の中で約1000人~2000人に1人の割合で手足の麻痺をおこします。一部の人は、その麻痺が永久に残ります。麻痺症状が進行し、呼吸困難により死亡することもあります。

 

ワクチンについて

 【DPT-IPV/4種混合、DPT/3種混合、DT/2種混合ワクチンについて】

 平成24年11月からDPT(ジフテリア・百日せき・破傷風)プラスIPV(不活化ポリオ)の4種混合ワクチンであるクアトロバック(化血研製)及びテトラビック(阪大微研会製)、平成27年12月からDPT‐IPVの4種混合ワクチンであるスクエアキッズ皮下注(北里第一三共ワクチン製)が発売されました。

 なお、百日せき・ジフテリア・ポリオ(急性灰白髄炎)・破傷風のいずれかにかかったお子さんもDPT-IPVワクチンを使用することが可能とされています。


 【ポリオワクチンについて】

 これまで日本では、経口生ポリオワクチン(OPV)を使用して予防接種をおこなってきましたが、100万人接種に1例前後という、まれではありますがOPVの重大な副反応であるワクチン関連麻痺を避けるため、平成24年9月1日より定期接種としてのポリオワクチンをOPVから不活化ワクチン(IPV)に変更しました。

 IPVには1、2、3型の3つのタイプのポリオワクチンウイルスの抗原(免疫を与えるもと)が混ざっています。3回のIPV接種を受けることでほぼ100%の免疫を獲得できますが、IPVはOPVよりも免疫の持続が短いために、4回目の接種が行われています。

 

 

副反応について

 【DPT-IPV/4種混合、DPT/3種混合、DT/2種混合ワクチンの副反応について】

 副反応としては注射部位の発赤、はれ、しこりなどの局所反応が主で、7日目までに約18%認められます。なお、しこりは少しづつ小さくなりますが、数か月残ることがあります。通常高熱は出ませんが、接種当日に37.5℃以上になった子が0.5~1.8%あります。

 DT2期で最も多い副反応は、接種局所の反応です。注射部位の発赤・はれ・しこりなどの反応が7日目までに約31%認められ、発赤やはれは数日で自然に軽快しますが、しこりは小さくなりながらも数か月認められることもあります。接種後の37.5℃以上の発熱は0.5%未満です。

 重い副反応はなくても、機嫌が悪くなったり、はれが目立つときなどは医師に相談してください。


【不活化ポリオワクチンの副反応について】

 イモバックスポリオ皮下注については、3回接種後に、疼痛18.9%、紅斑77.0%、腫脹(はれ)54.1%、発熱(37.5℃以上)33.8%、傾眠状態35.1%、易刺激性41.9%が見られたと報告されています。頻度は不明ですが、ショック、アナフィラキシーに対する注意、けいれんが1.4%にみられています。

 

 

接種方法について

 【DPT-IPV/4種混合、DPT/3種混合、DT/2種混合ワクチンの接種方法について】

 1期初回としてジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ(DPT-IPV/4種混合)を20日以上、標準的には56日までの間隔をおいて3回接種し、初回終了後6か月以上、標準的には12か月から18か月に達するまでの間に、1期追加として1回接種します。(1期は計4回)

 2期として、小学校6年生でジフテリア・破傷風(DT)を1回接種して完了します。

 

4種混合の接種方法
 対象年齢標準的な接種時期接種間隔
1期生後3月~90月(7歳6カ月になる前日)に至るまで<1期初回>
生後3月~12月に至るまで
 <1期初回>
 20日以上、標準的には56日までの間隔をおいて3回
<1期追加>
右欄のとおり
 <1期追加>
 1期初回(3回目)終了後6か月以上、標準的には12か月~18か月に至るまでに1回
2期11歳以上13歳未満<2期>
小学校6年生
小学校6年生の間に1回
*11歳頃予診票を送付します。

 

◎DPTは販売が中止されていましたが、平成30年1月より販売が再開されました。ポリオは完了しているがDPTが完了しておらず、予診票をお持ちでない場合は、中央保健センターにご相談ください。

◎接種したあとに他のワクチンを接種する場合は、1週間以上あけてください。


 

ご意見をお聞かせください

このページの内容は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

このページに関するご質問やご意見は、下記「お問い合わせ」へご連絡ください。

お問い合わせ

印西市役所健康子ども部健康増進課母子保健係

電話: 0476-42-5595(中央保健センター内) ファクス: 0476-42-5514

お問い合わせフォーム