多面的機能支払交付金

◎多面的機能支払交付金の概要について

1．農地維持支払交付金の対象となる活動

　(1)地域共同による農用地、水路、農道等の地域資源の基礎的な保全活動

　　【例：水路の泥上げ、農道の路面維持、施設の点検、年度活動計画の策定等】

　(2)地域資源の適切な保全管理のための推進活動

　　地域での話し合いにより地域資源の保全管理の目標を定め、目標に即した取組を実施しながら、

　　将来にわたる地域資源の保全管理に関する構想を策定する。

2．資源向上支払交付金（共同活動）の対象となる活動

　(1)水路農道等の施設の軽微な補修

　　【例：年度計画の策定、施設の機能診断、水路のひび割れ補修、農道の部分補修、補修等に関する研修等】

　(2)農村環境保全活動

　　【例：年度計画の策定、地域住民との交流活動、水質調査、グリーンベルトの設置、植栽活動等】

　(3)多面的機能の増進を図る活動

　　【例：遊休農地の有効活用、農地周りの共同活動の強化、地域住民による直営施工、防災・減災力の強化等】

3．資源向上支払交付金（施設の長寿命化）の対象となる活動

　　水路、農道等の施設の補修や、機能維持のための活動

　　【例：土水路からコンクリート水路への更新、農道の舗装等】　

4．交付単価

　　(1)農地維持支払交付金　　　　 　(2)資源向上支払交付金（共同活動）　　 　   　(3)資源向上支払交付金（施設の長寿命化）

　　　田　3，000円／10a　　　　　　　　　田　2，400円／10a（5年目まで）　　　　　　　　  田　4，400円／10a

　　　畑　2，000円／10a　　　　　　　　　田　1，800円／10a（6年目以降）　　　　　　 　　畑　2，000円／10a

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    畑　1，440円／10a（5年目まで）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　    　　畑　1，080円／10a（6年目以降）