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記者会見(板倉市長2期目初登庁)

[2016年7月12日]

ID:5552

平成28年7月12日開催

市長の発言

皆さん、おはようございます。

一昨日の市長選挙におきましては、大変厳しい戦いとなりましたが、市民のみなさまから前回の選挙を上回る2万3千592票もの投票を頂き、引き続き市政の舵取りをさせていただくこととなりました。

このことは、これまでの4年間、私の、市民目線を基本とした政治姿勢が評価いただけたものと、大変ありがたく、また、喜ばしく思う反面、2期目の付託を頂き、9万6千余の市民の皆さんが暮らす印西市の市長として、果たすべき責任の重さと使命の大きさに、決意を新たにするとともに、身の引き締まる思いであります。


私は、4年前の市長就任時より「市民からお預かりする貴重な税金を無駄使いせず、子育て、福祉、教育といった市民のための施策に還元する」という議員時代からの変わらぬ姿勢で、市民の目線を第一に、常に市民が望むものは何かを考え、市政運営を進めてまいりました。

喫緊の課題への対策や公約実現のための具体的な取り組みを行い、私が思い描いているまちづくりに向け、前進するよう努めて来たところでございます。


中でも私の公約の第1番目に掲げた印西クリーンセンター次期中間処理施設の9住区への移転計画の白紙撤回につきましては、用地検討委員会において、1年半にわたる調査審議を経て、吉田区を候補地として決定し、その後も着実に事業が進捗しているところでございます。

また、2つ目の大きな課題であります、北総線の運賃につきましては、平成26年度までの毎年度、約8千万円、支出していた補助金を支出せずに、昨年2月の、運賃改定で、通学定期は、これまでの値下げ率であります25パーセントが10年間継続となり、一定の成果を得たものと考えております。


また、これらに加えて、小中学校の普通教室の冷房化、学校プールの開放、待機児童対策などの公約につきましても、前進があったとの評価を頂いたものと、確信をしているところでございます。

そして、こうして皆さんの前に再び立つことができましたのも、私の市政への取り組みに対する市民の皆さんをはじめ、関係者の皆さんのご理解とご協力の賜物であると考えております。


さて、今回、私が2期目の出馬を決意した理由でございますが、私が市民の皆さんとのお約束として掲げたいくつかの公約につきましては、実現に至ったもの、道筋がついたものもありますが、一部には、道半ばのものもございます。

また、当市では印西市総合計画における第2次基本計画がスタートしたばかりの時期であり、私といたしましては、この第2次基本計画に基づいた市政運営を引き続き担わせていただき、市民の皆さんに住みよさを実感していただけるような印西市を目指し、粉骨砕身、取り組んでまいりたいと考えたところでございます。


先月の下旬のことですが、東洋経済新報社が全国の都市を対象に毎年公表している「住みよさランキング」が今年も発表され、印西市が、5年連続で1位となる評価をいただきました。

このような評価は、大変うれしいことではありますが、私は、市民の皆さんが本当に住みやすさを実感していただくことが、最も重要であると考えております。

5年連続日本一となった今回は、その結果について、新聞、テレビ等で数多く取り上げられましたが、その内容には「北総線の運賃が高いこと」、「ニュータウン地区においても、徐々に高齢化が進んでいること」など、本市の課題となっているご指摘もございました。

また、地域資源の活用による市の魅力向上や、市民のふるさと意識の醸成など、まだまだ取り組むべき課題もございますが、その分、発展の可能性は、たくさん秘められているものと考えております。


このような中、私は2期目に向けての公約といたしまして、「住みやすいまち」をもっと実感できるまちづくりのため、10の施策を掲げました。

まず、健康福祉に関する分野といたしまして「18歳以下の医療費無償化」、「小規模保育の推進及び送迎保育ステーションの設置」、「いんざい健康ちょきん運動の推進」、

次に学校環境の整備に関する分野といたしまして「小中学校のトイレの洋式化」、「小学校の安全対策」、

就学支援に関する分野といたしまして「小学校の修学旅行の費用補助」、就学奨励金の支給を内容とする「就学奨励制度の創設」、

地場産業に関する分野といたしまして「市内商工業の振興、発展」、担い手の育成及び子どもたちへの農業や食に親しむ機会の提供などを内容する「農業の振興」、

最後に交通環境に関する分野といたしまして「北総線の利便向上」でございます。

これらの施策は、私がこの4年間の間に、市民の皆さんとの面談などから特に必要と判断したものであり、市民目線に立って私の公約として掲げたものであります。

これらを実現していくためには、財政面や人的な面など、解決しなければならないさまざまな課題はございますが、明日の印西のために着実に前進させてまいりたいと考えております。


最後になりますが、2期目におきましても、先程、申し上げた公約の実現に向け各種施策の実現化を図ってまいりますが、そのためには財政基盤をしっかりさせていく必要があります。

その1つの方策として、当市の立地優位性を活かし、優良な企業の誘致を進め、雇用の促進と、税収を安定させることが重要です。

また、市民の皆さんが、生涯いきいきと健やかに暮らせるよう、「健康長寿のまちづくり」を推進し、健康寿命を延ばすための取り組みを進め、併せて、医療費の抑制にもつなげていきたいと考えております。

このような取り組みにより、市の魅力の向上を図り、定住人口や交流人口の増加につながる好循環を生み出していきたいと、考えております。

印西市は、やり方次第では、まだまだ発展の可能性があります。私は、市民と心ひとつに、未来へ向けて心新たに、とことん市民目線で、明日の印西市のために、一歩一歩着実に前進してまいりますので、引き続き、市政の発展と住み良さが実感できるまちづくりのため、皆さんのご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

以上、私からの就任に当たってのご挨拶といたします。

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印西市役所総務部秘書広報課広報広聴係

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