平成30年第3回定例記者会見

平成30年8月27日開催

本日はお忙しいところ、平成30年第3回定例記者会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。

先週末の8月24日に議会運営委員会が開催されまして、平成30年第3回印西市議会定例会が、8月31日から9月28日まで29日間の会期予定で、開催する運びとなりました。

今回の議会に上程を予定している付議事件は、条例3件、予算4件、財産の取得1件、決算の認定6件、報告2件、人事2件、その他1件の計19件でございます。

上程を予定しております議案等の概要につきましては、後ほど総務部長からご説明いたしますので、私からは、市政状況等につきまして述べさせていただきます。

はじめに、去る8月22日に、印西市・成田市・佐倉市の3市により、千葉県知事に対しまして、2020年の東京オリンピックにおける聖火リレーに関する要望書を提出してまいりましたのでお話させて頂きます。

印西市・成田市・佐倉市の3市は、アメリカ合衆国を相手国として、ホストタウン登録し、千葉県や順天堂大学と連携し、陸上競技の事前キャンプ受け入れに取り組んでいるところでございます。

聖火リレーにつきましては、聖火の光が多くの人々にとって希望の道を照らし、さらには、新しい時代を担う子どもたちに未来への希望をつなぐ大変意義深いものであり、オリンピック・パラリンピック開催に向けた機運の醸成はもとより、地域のさらなる発展の絶好の機会ととらえ、当地域が聖火リレーのルートに選定されることを強く望むものでございます。

次に、今議会で上程いたします「印西市景観条例」について、お話をさせていただきます。

本市には、水辺や里山などに代表される自然景観、古墳や寺社などの歴史的景観、獅子舞や神楽などの伝統文化、千葉ニュータウンに代表される都市景観、ボランティアや保存会などの市民活動団体の皆様に管理して頂いている花壇や文化財など、実にさまざまな、大変魅力的な「景観」がございます。

それら「景観」の保全・形成などの取り組みとしまして、本年3月、学識経験者や市民の皆様と協働して、当市の景観形成の実現を目指した「印西市景観計画」を定めました。

本計画は、本市の地域特性を反映した景観づくりのルールや、景観法の届出制度による建築物等の規制誘導の基準、協働による景観まちづくりの推進など、良好な景観形成に向けた取り組みをまとめたものでございまして、本計画の実効性を高めるため、「印西市景観条例」を制定するものでございます。

本条例の制定により、本市の魅力向上や市民のふるさと意識の醸成を育み、「真に住みよさを実感できるまち」、「住み続けたいまち」の実現につながるものと考えております。

次に、千葉県からの権限委譲事務として、新たに取扱いを開始いたします、パスポート事務について、お話をさせていただきます。

本年10月1日より中央駅前出張所において、パスポートの申請及び受け取り窓口を開設いたします。昨年度の印西市民のパスポート申請受付実績は、およそ4，300件ございましたが、当業務の開始によりまして、市民の皆様の更なる利便性向上に繋がるものと考えております。

なお、近隣の柏市、鎌ケ谷市、白井市、富里市等でも同時期にパスポートの取扱業務を開始する予定とのことでございます。

次に、本市の人口10万人突破を記念して開催いたします、各種イベントについてお話をさせて頂きます。

去る5月29日に本市の人口が10万人を突破し、この大きな節目のときを、市民の皆様とともに祝い、将来に向かって、さらなる飛躍につなげるため、記念イベントとして、「いんざいふるさとまつり」を10月13日（土曜日）にイオンモール千葉ニュータウン屋外駐車場で開催いたします。

「いんざいふるさとまつり」は、実行委員会の皆様に企画運営を進めていただいており、来場された皆様に楽しんでいただけるよう、多くの模擬店とさまざまなステージでの催しを企画しております。また、直径175センチメートルの煎餅焼きの記録挑戦も行いますので、皆様のご来場をお待ちしております。

また、人口10万人突破記念の冠事業といたしましては、「みんなでつくる『木下街道膝栗毛』リターンズ」を10月20日（土曜日）に木下・大森地区を中心に開催いたします。この催しは、印西市の名所・旧跡を、江戸時代の衣装に身を包んだ案内人と一緒に歩いて巡るもので、かつて、盛大に行われていた「木下街道膝栗毛」を今年度に限り復活させるものです。

その他といたしまして「スポーツフェス2018」を体育の日にちなみ、10月8日（月曜日）に松山下公園の体育施設で、11月1日（木曜日）には「いんざい健康ちょきん運動地区全体交流大会」を松山下公園体育館で、また11月10日（土曜日）には「いんざい産業まつり」をBIGHOP駐車場内で開催いたします。

これらは市の恒例行事として、例年たくさんの方にご参加いただいておりますが、人口10万人突破の記念すべきこの時に、より多くの皆様にご参加いただき、楽しんでいただきたいと考えております。

次に、「いんざいふるさとまつり」と同日に実施いたします、イルミネーションイベント「イルミライINZAI」についてお話いたします。

「イルミライ」とは、「イルミネーション」と「未来」を掛け合わせた、造語でありまして、この度のイルミネーションの実施にあたり、命名したものでございます。

「イルミライINZAI」は、市内外からの来場者に対して、市の魅力をお伝えし、新たな観光名所の創設と更なる地域の活性化を図るため、シティプロモーションの一環として実施するものでございます。

10月13日から年明けの1月14日までの期間、千葉ニュータウン中央駅北口のケヤキ並木約400mに、約18万球のLED電球をイルミネーションとして装飾するものでございます。

点灯式は、10月13日の午後5時30分から行う予定ですので、多くの皆様にご来場いただき、鮮やかに彩られた印西の新名所をお楽しみいただきたいと思います。

次に、市の総合防災訓練についてお話しいたします。 毎年、防災意識の高揚と自主防災力の強化を目的に、防災関係機関、民間団体、自主防災組織や町内会・自治会の皆様と一緒に防災訓練を実施しております。今年は、10月28日（日曜日）に印旛中学校を会場として、印旛中学校区の町内会・自治会、児童・生徒の皆さんにご協力いただき実施いたします。 近年、全国各地で風水害や地震などの自然災害が発生し、甚大な被害をもたらしております。大規模災害はいつ、どこで発生するか分かりません。改めて災害発生時の心得や避難場所、非常持出品等をご家族、地域、勤め先などで再確認し、防災意識や危機意識を高めていただきたいと考えております。

次に、秋に向け、スポーツや文化に関連した催しが、市内各所で開催されますのでご紹介いたします。

はじめに、「第24回関東大学女子駅伝対校選手権大会」が9月30日（日曜日）に千葉ニュータウンを周回するコースで開催されます。この大会は、10月に杜の都仙台で行われる「第36回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」への出場をかけた大会となります。当日は、コース周辺において交通規制が行われ、大変ご迷惑をおかけいたしますが、市内にキャンパスのある順天堂大学も毎年参加しておりますので、沿道に足を運んでいただき、選手たちにご声援をお願いしたいと思います。

この他、秋の収穫を祝い感謝する地域の伝統行事である、市指定無形民俗文化財「いなざき獅子舞」が秋分の日の9月23日（日曜日）に和泉の鳥見神社で、県指定無形民俗文化財「鳥見神社の神楽」が10月17日（水曜日）に中根の鳥見神社で、県指定無形民俗文化財「浦部の神楽」が10月21日（日曜日）に浦部の鳥見神社で行われる予定でございます。 また、10月下旬からは、市内各会場で「市民文化祭」が行われます。いずれの事業、行事におきましても、多くの皆様にご参加、ご観覧いただけることを願っております。