[2019年5月20日]
ID:9287
手賀沼周辺では、お米やかぶ、ねぎ、ほうれんそう、なしなどが栽培されており、千葉県でも有数の農業地域です。
農業を行うためには、水を送るためのポンプ場や水路が必要ですが、手賀沼周辺はもともと沼だった土地を埋め立てて作られた土地が多く、ほとんどの場所で地盤沈下が発生しています。そのため、ポンプ場は老朽化し、水路はデコボコになっており、田んぼや畑にうまく水を送ることができなくなっています。これにより、手賀沼周辺の農業に、支障が出てしまっています。
また、手賀沼周辺では都市開発が進んだため、今まで土にしみこんでいた雨水が、一気に手賀沼へ流れ込むようになりました。そのため、今ある排水ポンプでは、大雨や台風が来た時に水を吐ききることができず、洪水が発生する危険があります。
そこで、手賀沼周辺の農地に水を送り、洪水被害を防ぐため、令和3年度から国営総合農地防災事業「手賀沼地区」の実施が予定され、手賀沼地域の地域整備や活性化に向けた検討を行っています。
詳しくは千葉県手賀沼土地改良区のHPに掲載してありますので、ぜひご覧ください。