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令和2年第2回定例記者会見

[2020年6月1日]

ID:11028

令和2年5月29日開催

市長の発言

 本日はお忙しいところ、令和2年第2回定例記者会見にお集まりを頂き、誠にありがとうございます。
 本日、議会運営委員会が開催されまして、令和2年第2回印西市議会定例会が、6月5日から6月23日まで19日間の会期予定で、開催する運びとなりました。
 今回の議会に上程を予定している付議事件は、配布しております条例11件、予算4件、契約の締結1件、財産の取得1件、報告5件の計22件でございます。
 これら議案等の概要につきましては、後ほど総務部長からご説明いたしますので、私からは、新型コロナウイルス感染症に関しましての市の対応状況と本年度の新規事業の進捗状況等につきまして述べさせていただきます。

新型コロナウイルス感染症に関する市の対応状況

 はじめに、新型コロナウイルス感染症に関する市の対応状況につきまして、報告させていただきます。
 市では、新型コロナウイルスの影響が、長期間に渡ることに伴い、子育て世代の生活支援や、事業者の支援を行うため、4月30日の臨時議会で補正予算が可決され、各種支援策を実施しております。
 その中で、市独自の支援策としては、大きく2点ございますが、まず、1点目として、4月14日から、5月31日までの間に、休業や営業時間を短縮するなど感染症の拡大防止策を講じた、市内の中小企業者及び個人事業主に対しまして、1律10万円を給付しております。
 対象は1,000者程度を想定しておりますが、5月15日から受付を開始し、本日5月29日までに約400件の申請があり、そのうち、176件の支給処理を済ませております。
 2点目として、児童手当に1万円を上乗せする国の臨時特別給付金のほかに、0歳から18歳、平成14年4月2日から、令和2年3月31日までに生まれた子ども一人につき、所得制限を設けずに一律1万円を6月中に支給する予定となっております。
 また、一人につき10万円の特別定額給付金ですが、郵送による申請または、マイナンバーカード所持者のオンライン申請により、給付を実施しております。
 オンライン申請は5月1日から受け付けておりますが、郵送による申請書類は5月25日に発送いたしました。
 感染の拡大防止のため、原則郵送で申請書を送付していただくことと、しておりますが、市役所に直接来庁される方もいることから、現在、玄関ロビーに臨時受付窓口を設置しております。
 なお、生活に困きゅうされ、急を要する方につきましては、1日でも早く給付金をお届けできるよう、特例措置として、5月2日から申請を受け付けており、5月8日から順次給付を行ったところでございます。
 給付の状況ですが、本日5月29日現在で、8,213人分の支給処理を済ませております。
 また、この度の補正予算での新型コロナウイルス対策といたしましては、配布しております、補正予算案の概要にもまとめておりますが、主なものとして、備蓄用のマスク、消毒液の確保や、災害時の避難所対策としての資機材整備を行う予定です。
 さらに、現在、国におきまして第2次補正予算が編成されておりますが、市といたしましても、追加の市独自施策について、「生活支援」、「経済支援」、「教育支援」、「地域医療支援」の4つの分野において、事業の調整を行っているところでございます。
 現在の状況でございますが、「生活支援」といたしまして、国の特別定額給付金の支給基準日以降に生まれた子どもに対する給付金の支給を考えております。
 次に「経済支援」といたしまして、外出の自粛や営業の自粛により、市民生活や地域経済に多大な影響が及んでおりますので、市民と市内事業者が元気を取り戻すための起爆剤となるような経済対策を考えております。 
 次に「教育支援」といたしまして、今後、再度、感染拡大により学校が休校となった場合に、全ての児童・生徒がオンラインによる学習が受けられるように、自宅に通信環境がない世帯に対して支援をしたいと考えております。
 最後に「地域医療支援」といたしまして、地域外来・検査センターと連携する市内医療機関に対し、補助をしたいと考えております。
 これらの独自施策及び国の2次補正に関連する予算につきましては、事業がまとまり次第、追加の補正予算を編成し、報告させていただきます。
 なお、先日、報道発表をしておりますが、現在、休止している公共施設につきましては、屋内施設等の一部を除き、6月1日から感染防止対策を講じながら、段階的に再開することといたしましたので、併せまして報告いたします。

令和2年度の新規事業について

 次に、今年度に実施いたします、新規事業の進捗状況について、報告させていただきます。
 令和2年度は、高齢者の移動手段の確保を図るため、2つの新規事業を実施いたします。
 まず1点目といたしまして、市のコミュニティバス、「ふれあいバス」ですが、70歳以上の方が無料で利用できるように、無料乗車カードを交付いたします。6月15日から、郵送または窓口での申請の受付を行います。これにより、カード所持者は、7月1日からふれあいバスを無料で利用できるようになります。
 2点目といたしまして、高齢運転者の運転操作の誤りによる交通事故を防止することを目的に、75歳以上の方で、令和2年4月1日以降に、急発進を抑制する装置を取り付けた場合に、設置費の一部を補助いたします。補助額は障害物検知機能付きの場合には、2万円を上限に、検知機能が付いていない、ペダル踏み間違い急発進抑制装置の場合には、1万円を上限とし、6月1日から受付を開始いたします。

市長任期中の総括について

 最後に私事ではありますが、私の印西市長としての2期目の任期もあと、2カ月となり、任期中の定例記者会見も本日が最後となりますので、少しお時間をいただきたいと思います。
 私は、市民の皆様の付託を受けまして、平成24年に印西市長に就任以来、市民の皆様からお預かりする貴重な税金を決して無駄遣いせずに、子育て、福祉、教育といった市民のための施策に還元するという、議員時代からの基本姿勢を変えることなく、市民目線を持って住みよさを実感できるまちづくりに、鋭意取り組んでまいりました。
 その中で、クリーンセンターの9住区への移転の白紙撤回と吉田地区への移転決定、小中学校の普通教室へのエアコンの設置、小中学校のトイレの洋式化、18歳以下の子どもへの医療費助成、いんざい健康ちょきん運動の推進、小学校修学旅行費の補助や、高等学校等への入学支援のための就学奨励制度の創設など、公約に掲げた施策を、着実に実現してまいりました。
 一方で、保育園及び学童クラブの待機児童対策につきましては、私が市長に就任後、施設整備費や運営費の補助を行いながら、私立保育園・認定こども園が22園新たに開園し、学童クラブも16クラブが新たに開所しておりますが、人口の増加に伴い、需要に追い付いていない状況となっております。
 また、地域住民が切望する北総線の高運賃の是正など、粘り強く取り組んでいかなければならない課題もあります。
 他にも、平成30年6月に取得を決定した千葉ニュータウン中央駅南側のUR跡地への複合施設の整備や、本年3月に取得を決定したJR木下駅南口のデキシー跡地への賑わいの場の創設、印旛中央地区の事業化による有効な土地利用、各駅圏における公共施設の再配置計画など、課題は数多く残っておりますので、これからも、市民の皆様が住みよさを実感できるまちづくりに、私の政治人生の全てをかけて取り組んでまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願いたします。
 私からは以上でございます。

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印西市役所総務部秘書広報課広報広聴係

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