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令和2年第3回定例記者会見

[2020年9月2日]

ID:11456

令和2年8月27日開催

市長の発言

 本日はお忙しいところ、令和2年第3回定例記者会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。本日、議会運営委員会が開催されまして、令和2年第3回印西市議会定例会が、9月3日から10月6日まで、34日間の会期予定で、開催する運びとなりました。

 今回の議会に上程を予定している付議事件は、条例10件、予算3件、契約の締結1件、契約の変更1件、決算の認定6件、報告2件、人事3件、その他1件の計27件でございます。

 なお、今回の補正予算の主なものといたしましては、新型コロナウイルス感染症に係る市独自支援策の第3弾として、児童扶養手当の臨時特別給付金や、小中学校が臨時休校になった際の準要保護世帯への昼食費支援、バス・タクシー事業者への感染防止対策の支援など、20事業、約1億2千万円を計上しております。

 この他、上程を予定しております議案等の概要につきましては、後ほど総務部長からご説明いたしますので、私からは、市政状況等につきまして述べさせていただきます。

新型コロナウイルス対策に係る市独自支援について

 始めに、新型コロナウイルス感染症に関してお話しいたします。全国的に、いまだ感染拡大の収束に至っておらず、千葉県におきましても、新規感染者の発生が続いております。

 印西市といたしましては、市民の健康と安全を守るため、感染拡大を防ぐとともに、市民生活と地域経済を維持するため、さまざまな支援策を講じて参りました。

 新型コロナウイルス対策としては、今年度に入り、本定例会を含め5回の補正予算を組み、総額100億円以上の関連予算を計上しております。その中でも、市独自の支援策として、生活支援、経済支援、教育支援、地域医療支援の4つの分野において、事業を展開しております。

 まず、1つ目の生活支援としては、0歳から18歳までの子ども1人当たり1万円の給付金のほか、国の特別定額給付金の対象とならない、基準日以降である4月28日から令和3年4月1日に生まれた子どもがいる世帯に、出生児一人につき10万円の給付を行っております。

 また、今回はさらに、経済的な影響が大きい児童扶養手当受給者に対する、市独自の給付金の支給や、今後、小中学校が臨時休校となった場合に、家庭での昼食費の負担を減らすため、準要保護世帯の児童生徒1人に対して月1万円を上限に支援いたします。

 2つ目の経済支援としては、感染防止対策を講じた中小企業等への10万円の給付を始め、市内の飲食店等で使える「いんざい応援クーポン」を発行し、このたび、全市民に1人5千円分のクーポン券の配布を開始いたしました。

 また、今回は、ふれあいバスや路線バスの減収対策として、委託料及び補助金の増額を行うと共に、路線バス及びタクシー事業者を対象に感染防止対策の支援を考えております。

 3つ目の教育支援としては、臨時休校の際に家庭への学習課題等の送付を行いましたが、今後の臨時休校に伴うオンライン学習に向け、準要保護世帯などに通信環境等を支援する準備を整えております。

 4つ目の地域医療支援としては、6月の補正予算で、PCRセンターと連携する市内医療機関へ市独自の支援策を措置したところですが、その後、県が同様の補助事業を創設したため、今回は市独自で新たに、発熱等の患者が円滑に診察を受けられる体制を確保する市内医療機関に対して、支援をしたいと考えております。

 その他、感染防止対策として、避難所用プライバシー保護テント等の整備や、備蓄用マスクの確保なども進めておりますが、今回は、さらに、各種施設における保健衛生用品の整備をはじめ、避難所で三密を避けるための避難者の移送経費や、避難所や小中学校で感染者が確認された場合の消毒経費など、より具体的な想定による感染拡大防止対策を講じて、市民の安心・安全の確保に取り組んで参りたいと考えております。

イルミライINZAIの実施

 次に、平成30年度から開始いたしました、駅前イルミネーション「イルミライ INZAI」についてお話しいたします。

 大勢の方が集まり、楽しんでいただいた「いんざいふるさとまつり」は、新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、「イルミライ INZAI」は、新たな観光名所として、地域の活性化につながるよう、また、今年は医療従事者などへの感謝の意を込めて実施いたします。今年の「イルミライ INZAI」は、11月14日から来年2月14日までの3か月間、千葉ニュータウン中央駅北口で実施する予定でございます。

 ケヤキ並木などに、たくさんのLED電球を装飾する、沿線最大規模の駅前イルミネーションでございますので、美しい景観をご覧になり、少しでも気分を明るくしていただければと思います。

印西市総合防災訓練の実施

 次に、市の総合防災訓練についてお話しいたします。

 毎年、防災意識の高揚と地域防災力の強化を目的に、関係機関や自主防災組織、町内会・自治会の皆様と一緒に、防災訓練を実施しておりましたが、今年は11月7日に、松山下公園総合体育館を会場として、新型コロナウイルスの感染防止に対応した避難所運営を中心に、市職員と自主防災組織、町内会等役員の参加を募り、訓練を実施する予定です。

 印西市でも、昨年の関東を直撃した台風や豪雨では、大きな被害が発生いたしました。この機会に、改めて、災害発生時の心得や、感染症を踏まえた避難所の運営などについて、十分な訓練を実施したいと考えております。

秋のイベントなど

 次に、例年ですと、秋に向けて開催される、スポーツや文化に関連した数多くの催しを、ご紹介するところでございますが、今年は多くが中止となっております。しかしながら、そのような中でも、開催が予定される催しを、いくつかご紹介いたします。

 はじめに、市民文化祭が11月から開催される予定です。例年は、市内各会場で開催しておりましたが、今年は初めての試みとして、インターネット上で、市民の皆様の活動を紹介する「オンライン文化祭」を開催します。ご自宅で、好きな時間に楽しんでいただけるものと考えております。

 次に、「印西小学校駅伝競走大会」が、11月26日に開催されます。今年は規模を縮小しての開催となりますが、市内の全18小学校の代表チームが参加いたします。

 また、文化的行事といたしましては、例年ですと、9月から10月にかけ、秋の収穫を祝い、感謝する地域の伝統行事である、和泉の鳥見神社で行われる市指定無形民俗文化財「いなざき獅子舞」や、中根の鳥見神社では、県指定無形民俗文化財「鳥見神社の神楽」が、浦部の鳥見神社では、同じく県指定無形民俗文化財「浦部の神楽」が行われておりますが、今年は中止、もしくは今後の状況を見て判断するものと聞いております。いずれにおきましても、長い歴史を持つ、地域の貴重な財産を、コロナ禍に負けることなく、大切に継承していくことが重要であると考えております。

 また、市外でのイベントとなりますが、11月6日に大井競馬場で、当市の名を冠した「印西市コスモス賞」レースが行われます。こちらも恒例となりましたが、今年は現地でのシティプロモーション活動は中止となりました。しかしながら、印西市の知名度向上につながる、貴重な機会となることを期待しております。

 終わりに、今年の梅雨は、例年になく長く、関東の8月の梅雨明けは13年ぶり、西日本と東日本では、統計を始めてから最も降水量が多く、最も日照時間が少ない7月だったそうです。

 また、九州地方をはじめ各地で豪雨が発生し、河川が氾濫した地域では尊い命が失われてしまいました。近年、突然の局地的な集中豪雨が多発し、新型コロナウイルスの感染症対策も相まって、自然災害の恐ろしさと、防災対策の難しさを実感しております。さらに、梅雨明け後は、連日、猛烈な暑さが続いており、マスクをしながら熱中症対策を行う日々が続いておりますが、皆様方におかれましても、くれぐれも体調にご留意いただき、今後ますますのご健勝をご祈念申し上げ、結びといたします。

お問い合わせ

印西市役所総務部秘書広報課広報広聴係

電話: 0476-42-5117

ファクス: 0476-42-1150

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