[2023年11月17日]
ID:13631
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柔軟剤や合成洗剤・香水・化粧品・芳香剤・入浴剤・防虫剤・除草剤・タバコなどに含まれる化学物質(合成香料)が原因となって、化学物質過敏症を発症する人がいます。
柔軟剤や香水などの良い香りは気分が緩んだり、高揚したり、リフレッシュさせたりといった癒し効果があるため、好きな香りに包まれて過ごしたいと好んで使われる人も多いと思います。最近は香りを含んだ商品が店頭にも多く並んでいます。
しかし良い香りの感じ方は一人一人異なります。その香りを強く感じたり、苦手に感じる人もいます。更には香りの中に含まれる物質で体調を崩す人がいるのはご存じでしょうか。
化学物質過敏症は空気中を漂う何らかの化学物質に大量にさらされることで発症したり、わずかな量でも化学物質に繰り返しさらされた後に発症したりするといわれています。
詳しい原因がわかっていないため誰にでも発症するリスクがあります。大人だけでなく、子どもでも発症するといわれています。
主な症状は頭痛・吐き気・気分が悪くなる・めまい・目がチカチカする・発疹・動悸・不眠などがあります。
化学物質過敏症が原因となり、職場や学校に通えなくなる人もいますが、症状に個人差があり、周囲の人には病気と理解されないことが多く、深刻な問題となっています。
現在、確実な治療方法や予防方法もわかっていません。有効な方法としては、原因となる化学物質にさらされないようにすることです。
まずは香りで困っている人がいることを知り、たくさんの人が集まる場所や共通で使う衣服などには香りが過度にならないように努めましょう。
消費者庁 文部科学省 厚生労働省 経済産業省 環境省 作成ポスター 「その香り困っている人もいます」
印西市役所健康子ども部健康増進課健康支援係
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ファクス: 0476-42-5514
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