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令和4年第1回定例記者会見

[2022年2月10日]

ID:13915

令和4年2月9日開催

市長の発言

 本日はお忙しいところ、令和4年第1回定例記者会見にお集まりをいただき、誠にありがとうございます。

 本日、議会運営委員会が開催されまして、令和4年第1回印西市議会定例会が、2月16日から3月17日まで、30日間の会期予定で、開催する運びとなりました。

 今回の議会に上程を予定している付議事件は、配布しております条例4件、予算11件、契約の締結1件、人事1件、その他2件の計19件でございます。

 これら議案等の概要につきましては、後ほど総務部長からご説明いたしますので、私からは、市政状況と補正予算や令和4年度当初予算等につきまして述べさせていただきます。

ワクチンの追加接種(3回目)について

 はじめに、新型コロナワクチンの3回目接種の状況についてご報告いたします。

 現在、千葉県にも、まん延防止等重点措置が適用されておりますが、新規感染者数は、依然として高水準で推移するなど、予断を許さない状況でございます。

 本市におきましても、引き続き、最大限の警戒が必要であり、ワクチンの3回目接種を加速することが求められております。

 本市では、2回目接種を完了した人へ、昨年11月29日から、順次、接種券などを送付しておりますが、3月以降の市の集団接種においては、18歳から64歳の皆様についても、前倒しとし、接種券がお手元に届いた、6カ月以上経過した人を対象に、3回目接種の予約を受け付けてまいります。

 また、5歳から11歳のお子様への接種につきましても、3月中に接種を開始できるよう、準備を進めており、今後も接種を希望するすべての皆様が、円滑に接種できるよう、全力で取り組んでまいります。

令和3年度補正予算について

 次に、令和3年度一般会計補正予算の概要を申し上げます。

 配布資料の「補正予算(案)の概要」をご覧ください。私からは、新型コロナウイルス感染症対策に係る、市の独自支援事業について、お話いたします。

 一つ目は、いんざい応援クーポン第2弾でございます。こちらは第1弾として、令和2年度に実施いたしましたが、今年も前回同様、市内の登録された店舗で使用できるクーポンを、全市民へ1人5千円分給付いたします。3月から取扱店を募集し、4月中旬に各世帯へクーポンを郵送する予定でございます。

 二つ目は、国が実施しております、子育て世帯への臨時給付に係る、市独自分の給付事業でございます。本市では、国の基準で対象外となった世帯に対し、国と同額の児童1人当たり10万円を独自に給付いたします。対象となるのは、所得制限により対象外とされた世帯のほか、国の基準日以降に、離婚などで主たる養育者が変更され、支給されなかった世帯でございます。

 新型コロナウイルスの感染拡大による影響が長引き、社会経済活動が停滞する中、幅広い世代の市民、子育て家庭、事業者の皆様などを支援するため、補正予算に盛り込んだものでございます。予算成立後は、速やかに対象者へ給付できるよう、準備を進めてまいりたいと考えております。

令和4年度当初予算について

 次に、令和4年度の予算案について概要を申し上げます。

 配付資料の「令和4年度 当初予算の概要」をご覧ください。2ページから7ページに予算編成方針と概要を掲載しております。

 はじめに、印西市の状況といたしまして、令和4年度は、今年度からスタートした総合計画の2年目に当たるとともに、第6次行政改革大綱の2年目ともなり、将来都市像の実現に向けた着実な事業の推進と、持続可能な財政基盤の確立を目指していかなければなりません。

 財政状況の今後の見込みでございますが、歳出面では、超高齢社会における福祉ニーズ等の増大に伴う、社会保障関係経費の増加や、学校・道路などの公共施設の維持管理費、改修費の増加が見込まれるとともに、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費や、気候変動などによる災害の大規模化も予想され、危機管理に関する経費の増加なども見込まれる状況でございます。

 一方、歳入面では、千葉ニュータウンへの企業進出や人口増などに伴い、市税の増加が見込まれておりますが、普通交付税については、今年度は交付となったものの、令和4年度は再び不交付となる可能性があり、財政運営に必要な一般財源の確保が課題となっております。

 このような状況を踏まえ、予算編成に当たりましては、総合計画の前期5年間の計画となる第1次基本計画との整合性を基本として、各事業の実施効果を十分検証するとともに、創意工夫を凝らし、効率的かつ実効性の高い施策の構築に努め、総体的には市民サービスの向上に資するよう、予算を編成いたしました。

 4ページから5ページをご覧ください。令和4年度の予算規模を申し上げますと、一般会計については、前年度と比較いたしまして、12.2パーセント増の453億2千万円を計上し、昨年度に引き続き、過去最大でございます。特別会計等を合わせた総予算額は、対前年度比9.8パーセント増の667億5千721万1千円となっております。

令和4年度の主な事業について

 続いて、令和4年度の主な事業につきまして、配布資料の「令和4年度主要事業・実施計画事業」がございますので、ご覧ください。こちらには政策ごとに、81の事業が掲載されておりますので、私からは、主なものをご紹介いたします。

 初めに、公共施設の整備等についてお話いたします。

 13ページをご覧ください。「高齢者の生きがいづくりと社会参加の促進」では、保健福祉センターについて、今後2か年かけて、大規模改修工事を実施いたします。また、旧永治小学校では、施設を改修し、高齢者就労支援センターの整備を行います。

 次に、26ページをご覧ください。「子どもが安心して成長できる環境づくりの推進」では、新たに、牧の原第2学童クラブを整備いたします。また、28ページ、「子育て家庭への切れ目のない支援」では、新たに開設する民間保育園に対する、施設整備費の補助などを行い、増大する保育需要に対応してまいります。

 次に、32ページをご覧ください。「教育環境整備の充実」では、児童生徒数の急増に対応し、原小学校と滝野中学校の増築を行います。

 次に、52ページをご覧ください。「観光資源の活用による地域の活性化」では、取得した、木下駅南口の株式会社デキシー千葉工場跡地へ、今後2か年かけて、(仮称)にぎわい広場の整備を進めてまいります。

 次に、84ページをご覧ください。「公共施設マネジメントの推進」では、(仮称)千葉ニュータウン中央駅圏複合施設について、令和7年度の供用開始に向け、設計・建設に着手いたします。

 続きまして、農業者支援の新規事業についてお話いたします。

 戻りまして、44ページをご覧ください。「農業経営への支援」では、新たに、「新型コロナウイルス感染症対策 農業者支援金給付事業」を開始いたします。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一定の収入が減少した農業者を支援するため、最大40万円を給付するものでございます。

 最後に、当初予算には金額上、反映されておりませんが、新たな取り組みとして、小中学生の給食費の第3子以降の無償化について、令和4年度中に開始できるよう、検討を進めております。こちらにつきましては、実施する際、改めて報道発表させていただきたいと考えております。

 以上、令和4年度の当初予算の概要を申し上げましたが、これらの事業を通して、これからも市民の皆様が「住んでいてよかったと実感できる」まちづくりへ向け、一歩一歩着実に市政運営に取り組んでまいりたいと考えておりますので、今後とも皆様のご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

主な質疑応答(要約)

Q. 令和4年度の新規事業は。

A. 内野保育園大規模改修工事(6千457万9千円)、松山下公園陸上競技場屋外観覧場保全改修工事(3億5千176万9千円)、高花小学校保全改修工事(3千238万4千円)、小林コミュニティプラザ保全改修工事(1億1千716万9千円)。

Q. (仮称)にぎわい広場の整備概要は。

A. 令和4年度から約2か年かけて広場を整備する。供用開始は令和5年の夏頃を予定している。イベントなどを開催できるよう芝生広場をメインに整備する。 

Q. 松山下公園陸上競技場の整備概要は。

A. 平成3年にオープンした陸上競技場の観覧席の老朽化・長寿命化に対応し、リニューアルを行う。 

Q. (仮称)千葉ニュータウン中央駅圏複合施設整備の整備概要は。

A. 令和7年度から供用開始予定。市と千葉NT中央駅前PFI株式会社との事業契約額は85億8千518万6千42円。施設内に可動式の約300席を備えた芸術ホールも整備する。 

Q. 第3子以降の給食費無償化の対象児童数は。

A. 想定では約千人、予算額は約5千万円を見込んでいる。

Q. 子育て世帯への臨時給付の対象児童数は。

A. 所得制限で対象外となった児童数は4,200人、離婚等により給付を受けられなかった児童は50人を見込んでいる。

お問い合わせ

印西市役所総務部秘書広報課広報広聴係

電話: 0476-42-5117

ファクス: 0476-42-1150

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