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令和4年第3回定例記者会見

[2022年8月26日]

ID:14909

令和4年8月26日開催

市長の発言

 本日はお忙しいところ、令和4年第3回定例記者会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。

 昨日、議会運営委員会が開催されまして、令和4年第3回印西市議会定例会が、9月1日から9月30日まで、30日間の会期予定で、開催する運びとなりました。

 今回の議会に上程を予定している付議事件は、条例3件、予算3件、契約の締結3件、決算の認定6件、報告3件、人事5件、その他1件の計24件でございます。

 上程を予定しております議案等の概要につきましては、後ほど総務部長からご説明いたしますが、今回の補正予算では、物価高騰に対する市民及び事業者への支援策も計上しております。私からは、その概要と市政状況等につきまして述べさせていただきます。

物価高騰対策について

 始めに、報道発表資料として、本日お手元に配布させていただきましたが、市独自の物価高騰対策支援プロジェクト、3点についてご説明いたします。

 1点目は、現在の物価高騰は、食料品から燃料費など、市民生活全般に影響を及ぼしておりますことから、市独自の支援策として、事務費等を含めた予算総額、6億3千717万1千円を計上し、全市民約11万人を対象に、1人5千円を給付いたします。予算成立後は、速やかに給付できるよう準備を進めてまいりたいと考えております。

 2点目は、民間の保育園及び幼稚園等39施設に対する給食費の補助でございます。新たに、予算総額1千487万5千円を計上し、食材の高騰による給食費の上昇を抑制するため、1食当たり25円を補助いたします。また、公立の小中学校の給食費に関しましては、給食用食材費について、2千325万2千円の増額補正を行うことで、食材高騰による値上げをせずに、給食費を据え置きます。

 3点目は、バス及びタクシーを運行する公共交通事業者への燃料高騰対策支援金の給付でございます。新たに、予算総額863万円を計上し、対象となるバス事業者へは、1台当たり20万円、また、タクシー事業者へは、1台当たり3万円を給付いたします。

 物価の高騰に関しましては、先行きが不透明でございますが、今後も市民、事業者の皆様への影響を注視しながら、適切な施策を講じてまいりたいと考えております。

道路の交通安全対策について

 次に、こちらも補正予算に関連いたしますが、道路の交通安全対策施設整備事業として、1億円の増額予算を計上いたしました。これにより、総延長20キロメートルの市道の区画線の補修を実施してまいります。

新型コロナウイルス感染症対策について

 次に、新型コロナウイルス感染症対策に関してお話いたします。

 全国的なまん延により、いまだ、第7波が収束に至らず、市内におきましても、8月の新規感染者数は、すでに過去最多となっております。

 本市におけるワクチンの3回目の接種率は、全体で70%を超えましたが、現在も3回目及び4回目の接種対象者へ、順次、接種券を発送しております。市といたしましては、ワクチンの有効性を鑑み、希望する全ての皆様が、速やかに接種できるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

北総線沿線活性化トレイン、ほくそう秋まつりについて

 次に、北総線の話題についてお話いたします。

 本市の他、北総線沿線自治体などで構成されます「北総線沿線地域活性化協議会」では、10月1日からの運賃値下げを契機に、一層の沿線地域の活性化を図るため、その一環として、今月31日から来年2月末まで、車両の外側に各自治体の広告をラッピングした「北総線沿線活性化トレイン」8両を運行いたします。また、そのうち3両については、本市をPRするための車内広告も掲載いたします。すでに皆様にはご案内もしておりますが、初日となる31日には、印西牧の原駅におきまして、出発式を行い、13時から、内覧も予定しております。

 さらに、10月2日には、本市と北総鉄道及びベイエフエムで構成する実行委員会が主催するイベント「ほくそう秋まつり」が、イオンモール千葉ニュータウンの提携駐車場で開催される予定でございます。会場内の市の出展ブースでは、北総鉄道とコラボレーションした、数量限定の「いんザイ君ぬいぐるみ」も販売いたしますので、ぜひお越しいただければと思います。

 今後も、市といたしましては、北総鉄道や沿線市と一丸となり、地域の活性化を一層推進してまいりたいと考えております。

 

順天堂大学駅伝チームとの広告契約について

 次に、皆様には、すでにご案内させていただきましたが、市では、順天堂大学とシティプロモーション活動で連携を図るため、去る7月8日、広告に関する契約を締結いたしました。今年度は、駅伝チームに加え、新たに体操競技部の男子チーム、女子チームとも契約を締結し、各チームのユニホームなどに印西市のロゴマークを付け、各種大会で市をPRしていただきます。選手の皆さんには、大いに活躍していただけるものと期待しております。

いんざいふるさと産業まつりの開催

 次に、3年ぶりとなる秋のイベントについてお話いたします。

 これまで開催していた「いんざいふるさとまつり」と「いんざい産業まつり」につきましては、コロナ禍で開催が見送られておりましたが、今年は2つのまつりを統合し、11月5日、「いんざいふるさと産業まつり」として実行委員会形式により開催する予定です。

 会場となるイオンモール千葉ニュータウンの提携駐車場では、十分な感染症対策をした上で、各種団体などによる出展ブースのほか、市民などによるステージショーやフリーマーケットなど、盛りだくさんの内容でお楽しみいただけるものと考えております。

イルミライ INZAIの実施

 次に、平成30年度から開始いたしました、イルミネーションイベント「イルミライ 印西」についてお話いたします。

 5年目となる今年は、11月12日から来年2月19日までの約3か月間、規模を拡大し、大変ご好評をいただきました昨年同様、千葉ニュータウン中央駅北口から南口にかけて、「都市」、「自然」、「都市と自然の調和」という3つのゾーンで、それぞれの特色をイメージしたイルミネーションを設置する予定でございます。

沿線最大規模のイルミネーションとして、美しい景観をご覧いただけますので、ぜひお越しいただきたいと思います。

印西市総合防災訓練の実施

 次に、市の総合防災訓練についてお話いたします。

 今年も防災意識の高揚と地域防災力の強化を目的に、昨年同様、規模が縮小となりますが、避難所における、感染症まん延を防止するための避難所設営訓練など、自主防災組織、町内会・自治会の皆様と一緒に、10月23日、西の原中学校で実施する予定でございます。

 本市におきましても、地震や台風、豪雨などによる大きな被害が発生する可能性がございますので、過去の経験や教訓を生かすとともに、今後も関係機関と緊密な連携、情報共有などが図れるよう、体制を整えてまいりたいと考えております。

秋のイベントなど

 次に、秋に向けて開催される、スポーツや文化に関連した催しについて、ご案内いたします。文化的行事といたしましては、例年、9月から10月にかけ、秋の収穫を祝い、感謝する地域の伝統行事である、市または県指定の無形民俗文化財の獅子舞や神楽が、各地域で行われております。しかしながら、コロナ禍以降は、中止、もしくは公開中止が続いており、今年も現時点では、中止の可能性があるものと聞いております。

そのような中でも、開催が予定される催しを、いくつかご紹介いたします。

 始めに、昨年度も市内の習志野カントリークラブで開催された「ZOZO チャンピオンシップ」についてお話いたします。本市で3回目の開催となる今年は、10月13日から16日までの4日間、同じく習志野カントリークラブで開催される予定でございます。開催期間中は、本市の出展ブースも設置し、いんザイ君が描かれたゴルフボールなど、オリジナルグッズの販売なども行う予定です。

 また、去る8月15日に報道発表させていただきましたが、ZOZO チャンピオンシップの観戦ペアチケット、40セットを「ふるさと寄附金」の返礼品といたしました。大変話題性の高い大会であり、世界で活躍するトッププロが、印西市でプレーすることは、大変誇らしいことだと思っております。

 次に、「スポーツ健康フェス」を、10月10日、松山下公園で開催いたします。これは、市民参加型のスポーツの祭典で、令和元年の開催が台風の影響により中止となって以来、4年ぶりとなります。市民の皆様にとりましても、コロナ禍で在宅時間が増えていると思われますので、ぜひこの機会に、多くの皆様にご参加いただきたいと考えております。

 次に、第28回「関東大学女子駅伝対校選手権大会」が、9月25日、千葉ニュータウンを周回するコースで開催されます。この大会は、10月に仙台で行われる第40回「全日本大学女子駅伝対校選手権大会」への出場をかけた大会でございます。当日は、コース周辺で交通規制が行われ、大変ご迷惑をおかけいたしますが、市内の順天堂大学も毎年参加しておりますので、活躍を期待しております。

 次に、「印西小学校駅伝競走大会」を、市内の全18小学校の代表チームの参加により、11月29日に開催いたします。

 さらに、10月25日からは、市民文化祭を各会場で行うとともに、今年もインターネット上での「オンライン文化祭」を併せて実施いたします。

 また、市外でのイベントとなりますが、11月4日に大井競馬場で、当市の名を冠した、恒例の「印西市コスモス賞」レースが行われます。印西市の知名度向上につながる、貴重な機会となることを期待しております。

終わりに

 終わりに、今年も全国各地で、豪雨や長雨による被害が発生しております。河川が氾らんするなど、尊い命が失われた地域もございました。本市におきましても、台風や豪雨の際は、土砂災害や道路の冠水、長期の停電などによる被害が発生する可能性がございます。台風シーズンを迎え、今後も警戒を強めるとともに、引き続き、新型コロナウイルスの感染症対策にも、気を引き締めて取り組んでいかなければなりません。

 皆様方におかれましては、まだまだ厳しい残暑が続いておりますので、くれぐれも体調にご留意いただき、今後ますますのご健勝をご祈念申し上げ、結びといたします。

主な質疑応答(要約)

Q:市民1人当たり5千円の給付方法は?現金振り込みかクーポンか?

A:全市民を対象に現金を振り込みます。申請書は世帯主宛てに郵送予定。

Q:5千円の給付の時期は?

A:年内に給付を開始する予定。

Q:市民全員への給付の県内状況を伺う。

A:県内では初めての取り組みである。

Q:路線バス、タクシー事業者への支援の狙いは?

A:燃料費高騰の影響が大きいので支援したい。公共交通は市民生活にとって大事である。

Q:市内のウクライナ避難民の状況と支援を延長する意図は?

A:市内に避難者はいないが、戦闘の長期化を見据えて支援の延長を表明するもの。要支援者が現われた際は、良く話を聞いて支援内容を検討したい。

Q:北総線の運賃値下げに関して、活性化トレインやほくそう秋まつり以外に行う事業等はあるのか?

A:イルミネーションは継続となるが、電球を60万球に増やしたり、新たにプロジェクションマッピングを始める予定。その他イベントなどは検討中である。

お問い合わせ

印西市役所総務部秘書広報課広報広聴係

電話: 0476-42-5117

ファクス: 0476-42-1150

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