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令和5年第1回定例記者会見

[2023年2月9日]

ID:15552

令和5年2月8日開催

市長の発言

 本日はお忙しいところ、令和5年第1回定例記者会見にお集まりをいただき、誠にありがとうございます。

 一昨日、議会運営委員会が開催されまして、令和5年第1回印西市議会定例会が、2月14日から3月14日まで、29日間の会期予定で、開催する運びとなりました。

 今回の今回の議会に上程を予定している付議事件は、配布しております条例8件、予算10件、報告1件、その他2件の計21件でございます。

 これら議案等の概要につきましては、後ほど総務部長からご説明いたしますので、私からは、市政状況と令和5年度当初予算案等につきまして述べさせていただきます。

人口11万人到達について

 はじめに、すでに報道発表させていただきましたが、当市の人口が、1月6日に11万人に到達いたしました。新年早々、大変うれしいことであり、去る1月24日には、11万人目の市民として誕生した赤ちゃんのご家族へ、認定証と記念品を贈呈させていただきました。

 おかげ様で、当市は子育て世帯を中心に、流入人口の増加が続いておりますが、今後も全世代の市民の皆様が「住んでいてよかった」と実感できるまちづくりに、引き続き、取り組んでまいりたいと考えております。

CIO補佐官の登用、デジタル施策の推進について

 次に、こちらも2月1日に報道発表させていただきましたが、デジタル施策の推進についてお話いたします。当市では、令和4年度から組織変更により、DX推進課を設置し、情報通信技術を活用した行政サービスの充実や効率化などに取り組んでおりますが、このたび、より一層の推進を図るため、令和5年1月から、国内のIT企業や外資系金融機関での就業経験のある方を、最高情報統括責任者(CIO)補佐官として登用いたしました。

 補佐官には、デジタル技術の活用により、市民の皆様の利便性向上や、市役所の事務事業の生産性向上などに取り組んでいただきたいと考えております。

 その他、DX推進の取り組みの一環として、今月1日から、「市公式ライン」のメニューを拡充し、新たに、市県民税の申告相談の予約申し込みや、今月下旬からは、児童館などの予約もできるようになる予定でございます。「ライン」の活用に関しましては、今後も随時、機能拡張を図っていきたいと考えております。

 また、同じく今月1日から、市ホームページの検索性向上のため、「AIチャットボット」を導入いたしました。

 いずれの取り組みも、利便性の高い行政サービスの提供により、市民の皆様の満足度の向上につなげてまいりたいと考えております。

コンビニ交付手数料の引き下げについて

 次に、当市では、マイナンバーカードを使い、コンビニエンス・ストアで住民票や印鑑登録証明書などを発行する際の手数料を、4月1日から令和8年3月31日までの3年間の時限的な措置として、現行の200円から50円に引き下げを行います。

 マイナンバーカードの普及と利用促進を図ることで、市民の皆様の利便性を高めるとともに、窓口の混雑緩和などにもつながるものと考えております。

今後開催予定のイベントなどについて

 次に、市内で開催予定のイベントなどについて、お話いたします。

 一つ目は、2月25日から26日にかけて、松山下公園総合体育館で「スポーツクライミング リードジャパンカップ2023」が開催されます。当市での開催は、3年連続となり、トップレベルの選手たちが競い合い、日本一を決定する大会として、大変注目されております。

 二つ目は、4月30日に、イオンモール千葉ニュータウン駐車場で、印西市、白井市、北総鉄道株式会社、株式会社ベイエフエムによる共催で「ほくそう春まつり」を開催いたします。北総線の運賃が値下げされた昨年10月には、「秋まつり」として開催いたしましたが、再び「春まつり」として実施いたします。

 三つ目は、5月14日に、印西牧の原駅周辺を会場に、第2回目となる「印西まちなか音楽祭」を開催いたします。昨年、初めての試みとして実施しました、第1回目の「まちなか音楽祭」は、大変多くの人出でにぎわいを見せました。皆様にもぜひお越しいただき、まちなかに響きわたる、歌声や楽器の音色をお楽しみいただきたいと思います。

令和5年度当初予算について

 次に、令和5年度の当初予算案について概要を申し上げます。

 配付資料の「令和5年度 当初予算の概要」をご覧ください。2ページから7ページにかけて、予算編成方針と概要を掲載しております。

 はじめに、印西市の状況といたしまして、令和5年度は、令和3年度からスタートした総合計画の3年目に当たるとともに、第6次行政改革大綱の3年目でもあり、将来都市像の実現に向けた確実な事業の推進と、持続可能な財政基盤の確立を目指していかなければなりません。

 財政状況の今後の見込みでございますが、歳出面では、超高齢社会における福祉ニーズ等の増大に伴う、社会保障関係経費の増加や、学校・道路などの公共施設の維持管理費、改修費の増加が引き続き見込まれるとともに、気候変動などによる災害の大規模化による危機管理に関する経費や、原油価格・物価高騰等に伴う経費についても増加が見込まれる状況でございます。

 一方、歳入面では、千葉ニュータウンへの企業進出や人口増などに伴い、市税の増加が見込まれておりますが、普通交付税については、令和5年度以降も引き続き不交付となることが見込まれることから、財政運営に必要な一般財源の確保が課題となっております。

 このような状況を踏まえ、予算編成に当たりましては、総合計画の前期5年間の計画となる第1次基本計画との整合性を基本として、各事業の実施効果を十分検証するとともに、創意工夫を凝らし、効率的かつ実効性の高い施策の構築に努め、総体的には市民サービスの向上に資するよう、予算を編成いたしました。

 4ページから5ページをご覧ください。令和5年度の予算規模を申し上げますと、一般会計については、前年度と比較いたしまして、8.4パーセント増の491億2千万円を計上し、令和4年度に引き続き、過去最大でございます。特別会計等を合わせた総予算額は、対前年度比7.2パーセント増の715億8千823万円となっております。

令和5年度の主な事業について

 続いて、令和5年度の主な事業につきましては、配布資料の「令和5年度印西市一般会計当初予算案について 参考資料」がございますので、ご覧ください。

 こちらには、総合計画の各政策における、主な予算について記載してございます。

 まず、政策1「誰もが安心して 健康で明るく暮らせるまちをつくる」、安全・安心・健康福祉の分野では、「そうふけふれあいの里 施設管理に要する経費」として、3億7千522万7千円を計上し、令和5年度から6年度にかけて、同施設の大規模改修工事を実施いたします。

 次に、政策2「子どもたちの未来を育み 誰もが心に豊かさをもたらすまちをつくる」、子育て・教育・文化の分野では、「学校給食センター整備事業」として、22億9千891万7千円を計上し、児童生徒数の増加に対応するため、(仮称)新高花学校給食センターを建設いたします。完成は、令和6年2月を予定しております。

 次に、政策3「地理的優位性をいかした 活力あふれるまちをつくる」、産業・交流の分野では、新規に市独自の「営農継続特別給付金事業」として、1億2千83万1千円を計上し、物価高騰などにより、経営が厳しい農家の営農継続を総合的に支援するため、最大50万円の給付金を支給いたします。

 次に、政策4「自然と都市が調和する 快適で人にやさしいまちをつくる」、まちづくり・生活環境の分野では、「市道00-008号線整備事業」として、2億3千185万4千円を計上し、木下駅南口駅前広場と国道356号を結ぶ都市計画道路を整備することで、歩道の拡幅等により、利便性の向上を図ります。

 次に、政策5「市民と行政が力を合わせ 持続可能なまちをつくる」、住民自治・協働・行財政の分野では、「(仮称)千葉ニュータウン中央駅圏複合施設整備事業」として、7億223万8千円を計上し、千葉ニュータウンの多様な市民ニーズに対応するため、健康、福祉、子育て、文化、芸術等の機能を備えた複合施設の建設工事を、令和5年度から6年度にかけて進めてまいります。

 以上が、政策ごとの主な事業となりますが、この他の新規事業などといたしましては、子育て支援の分野として、一つ目は、市内小中学校に路線バスを使用して通学する児童生徒に対し、定期乗車券の全額補助を実施いたします。予算額は162万円を計上しております。二つ目は、不育症の治療を受けた夫婦に対し、医療保険適用外の検査費や治療費の一部を助成いたします。予算額は90万円を計上しております。

 また、三つ目として、先月1月19日の市議会臨時会で可決された補正予算に計上いたしました、妊婦・子育て家庭への「伴走型相談支援及び出産・子育て応援給付金の一体的実施事業」につきましては、当市では、出産応援給付金と子育て応援給付金のいずれにつきましても、現金で給付いたします。対象者の皆様へは、3月から新年度にかけて、順次手続きを進め、支給してまいりたいと考えております。

 次に、高齢者福祉の分野では、一つ目は、介護人材の確保を支援するため、介護施設で働く外国人に、住居を借り上げている事業者に対し、家賃補助を行います。予算額は150万円を計上しております。二つ目は、今年度からの継続事業でございますが、旧永治小学校の校舎を改修し、令和5年10月のオープンを予定しております高齢者就労支援センターにつきましては、事業費2億7千956万6千円を計上し、整備を進めてまいります。

 次に、経済振興の分野では、こちらも今年度からの継続事業でございますが、木下駅南口に取得した用地に整備を進めております、(仮称)にぎわい広場につきまして、秋ごろの工事完了を目指し、4千609万2千円を計上いたしました。完了後には、広場でのイベントの開催なども検討してまいりたいと考えております。

 以上、令和5年度の当初予算案の概要を申し上げましたが、これらの事業を通して、これからも市民の皆様が「住んでいてよかったと実感できる」まちづくりへ向け、一歩一歩着実に市政運営に取り組んでまいりたいと考えておりますので、今後とも皆様のご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

主な質疑応答(要約)

Q. 営農継続特別給付金はどのように給付するのか。スケジュールや対象条件、額の算定方法は。

A. 6月中旬から10月末にかけて申請を受け付け、順次現金振り込みをする予定。令和4年の農業販売実績のある農家を対象とし、予算では1,000件を見込んでいる。給付金額の算定は、令和4年分の確定申告の販売額に5%を乗じた額とし、上限は50万円とする予定。

 

Q. (仮称)にぎわい広場の整備概要、今後の活用計画は。

A. 予算額は、令和4年度に1億1千629万6千円、令和5年度に4千609万2千円を計上し、合計1億6千238万8千円。約1ヘクタールの芝生広場のほか、駐車場、トイレなどを整備する予定。具体的な活用方策は検討中だが、芝生広場の完成後はイベントなどの開催を考えている。

 

Q. 通学支援として行うバスの定期乗車券補助の対象は何人か。

A. 予算では45人を見込んでいる。

 

Q. 新設する給食センターは何校に給食を供給する予定か。

A. 小学校4~5校(最大3,000食/日)の予定。

 

Q. 過去最大の予算規模とのことだが、何年連続の増加か。

A. 平成30年度当初予算から前年度比で増加を続けている(6年連続)。

 

Q. 出産・子育て応援給付金の市コールセンターはいつ開設か。

A. 健康増進課内に2月下旬開設を予定している。

 

Q.介護人材確保のための家賃補助の内容は。

A.家賃の2分の1、上限は1カ月2万5千円とする予定。

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印西市役所総務部秘書広報課広報広聴係

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