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令和6年第1回定例記者会見

[2024年2月9日]

ID:17352

令和6年2月8日開催

市長の発言

本日はお忙しいところ、令和6年第1回定例記者会見にお集まりをいただき、誠にありがとうございます。

さて昨日、議会運営委員会が開催されまして、令和6年第1回印西市議会定例会が、2月14日から3月18日までの34日間の会期予定で、開催する運びとなりました。

今回の議会に上程を予定している付議事件は、配布しております条例20件、予算10件、契約の変更1件、人事11件の計42件でございます。

これらの議案等の概要につきましては、後ほど総務部長からご説明いたしますので、私からは、市政状況と令和6年度当初予算案等につきまして述べさせていただきます。

令和6年能登半島地震関連について

はじめに、令和6年能登半島地震が元日に発生し、1か月余りが過ぎましたが、被害に見舞われて、今なお、大変厳しい生活を送っておられます被災者の方々に対しまして、お見舞いを申し上げますとともに、震災でお亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。

当市では千葉県からの要請を受け、避難所運営支援等のために、職員2名を1月25日から29日までの期間、石川県珠洲市に派遣するとともに、市職員から義援金を募り、日本赤十字社を通じて送金いたしました。

なお、市役所の窓口での義援金の受け付けにつきましては、市役所本庁、印旛支所、本埜支所、中央駅前出張所の、市内4つの施設の各窓口等に募金箱を設置し、皆様からお預かりをしております。お寄せいただきました義援金につきましては、日本赤十字社を通じて被災地にお届けしますので、皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

物価高騰重点支援給付金事業について

次に、物価高騰に対する市民への支援策として、本年1月31日の市議会臨時会で可決された、物価高騰重点支援給付金事業につきましてご説明いたします。

こちらは、国の物価(ぶっか)高(だか)対策を踏まえ、食料品価格等の物価高に直面し、特に影響を受ける世帯に対して給付金を支給するもので、すでに支給を開始している住民税非課税世帯に加え、令和5年度住民税均等割のみ課税世帯に対し1世帯当たり10万円を、また、低所得者の子育て世帯に対し、18歳以下の児童1人当たり5万円を加算して、それぞれ支給いたします。対象となります方々には、3月下旬以降、順次支給できるよう準備を進めてまいります。

学童クラブの待機児童対策について

次に、学童クラブの待機児童対策についてご説明いたします。こちらは、学校の空き教室や図書室を利用し、本年4月から学童クラブ3か所を拡充し、定員を115人増やすことで、待機児童の解消を図っていくものでございます。

今後とも待機児童対策につきましては、引き続きしっかりと取り組んでまいります。

高花学校給食センターの運営開始について

次に、新たな学校給食センターの運営開始についてご説明いたします。児童・生徒数の増加に対応するため、現在、千葉ニュータウンの高花地区に建設中の「新・高花学校給食センター」を、本年4月から稼働いたします。

同センターは、最大3千食の調理能力を有しておりますので、現在市内で稼働している他の3つの学校給食センターと合わせ、1万4千食の給食の提供ができるようになるものでございます。

今後開催予定のイベントについて

 次に、市内で開催予定の主なイベントについて、述べさせていただきます。

 一つ目は、3月3日に、松山下公園総合体育館で、印西市出身のオリンピアン、宇山(うやま)芽(め)紅(ぐ)選手による「印西トランポリン教室」を開催いたします。当日は、午前と午後の部に分けて開催し、それぞれの部で宇山(うやま)選手による演技披露も予定しております。観覧は自由となりますので、ぜひ皆様にもこの機会にご観覧いただきたいと思います。

 二つ目は、5月12日に、印西牧の原駅周辺の11会場で、第3回「印西まちなか音楽祭」を開催いたします。一昨年、コロナ禍で初開催したこの屋外(おくがい)イベントですが、毎年、大変多くの人でにぎわいを見せております。今回もぜひ皆様にお越しいただき、まちなかに響きわたる、歌声や楽器の音色をお楽しみいただきたいと思います。

令和6年度当初予算について

次に、令和6年度の当初予算案について概要を申し上げます。

配付資料の「令和6年度 当初予算の概要」をご覧ください。2ページから11ページにかけましては、予算編成方針と概要を掲載しております。

はじめに、印西市の状況といたしまして、令和6年度は、令和3年度からスタートした総合計画の4年目に当たるとともに、第6次行政改革大綱の4年目でもありますことから、将来都市像の実現に向けた確実な事業の推進と、持続可能な財政基盤の確立を図る大変重要な年となっております。

市の財政状況の今後の見込みでございますが、歳出面では、超高齢社会における福祉ニーズ等の増大に伴う社会保障関係経費の増加や、学校・道路等の公共施設の維持管理費、改修費等の増加が引き続き見込まれる一方、歳入面では、千葉ニュータウンへの企業進出や人口増等に伴い市税は増加する見込みですが、普通地方交付税が令和6年度以降も引き続き不交付となることが見込まれることから、財政運営に必要な一般財源の確保が課題となっております。

このような状況を踏まえ、予算編成に当たりましては、総合計画の前期5年間の計画となる第1次基本計画との整合性を基本として、各事業の実施効果を十分検証するとともに、創意工夫を凝らし、効率的かつ実効性の高い施策の構築に努め、市民サービスの向上に資するよう、予算を編成いたしました。

それでは、4ページから5ページをご覧ください。令和6年度の予算規模を申し上げますと、一般会計については、前年度と比較いたしまして6.1パーセント増の、521億1千万円を計上し、令和5年度に引き続き過去最大でございます。なお、特別会計等を合わせた総予算額は、対前年度比4.0パーセント増の、744億3千39万1千円となっております。

令和6年度の主な事業について

続きまして、令和6年度の主な事業につきましては、配布資料の「令和6年度印西市一般会計当初予算案についての参考資料」をご覧ください。

こちらには、総合計画の各政策における主な予算について記載してございます。

まず、政策1「誰もが安心して 健康で明るく暮らせるまちづくり」の、安全・安心・健康福祉の分野では、「そうふけふれあいの里 施設管理に要する経費」として、8億711万4千円を計上し、同施設の大規模改修工事を、令和7年2月の完成予定で進めてまいります。

次に、政策2「子どもたちの未来を育み 誰もが心に豊かさをもたらすまちづくり」の、子育て・教育・文化の分野では、「児童手当給付事業」として、28億3千923万円を計上し、国の制度改正に伴い、令和6年10月分から対象者等を拡大し児童手当を支給いたします。

次に、政策3「地理的優位性をいかした 活力あふれるまちづくり」の、産業・交流の分野では、「営農継続特別給付金事業」として、8千528万円を計上し、物価高などにより、農業経営に支障が生じている農業者に対し、営農継続を総合的に支援するため、一軒あたり最大30万円の給付金を、令和5年度に引き続いて支給いたします。

次に、政策4「自然と都市が調和する 快適で人にやさしいまちづくり」の、まちづくり・生活環境の分野では、「公園施設 長寿命化対策事業」として、3億4千892万円を計上し、松山下公園野球場の観覧場及びスコアボードの保全改修工事を実施いたします。

次に、政策5「市民と行政が力を合わせ 持続可能なまちづくり」の、住民自治・協働・行財政の分野では、「(仮称)千葉ニュータウン中央駅圏複合施設整備事業」として、25億3千229万2千円を計上し、千葉ニュータウン中央駅圏の多種多様な市民ニーズに対応するため、健康、福祉、子育て、文化、芸術等の機能を備えた複合施設の建設工事を、令和7年4月の供用開始を目指し進めてまいります。

 以上が、政策ごとの主な事業となりますが、この他の主な新規・継続事業等といたしましては、

はじめに、健康福祉の分野では、一つ目といたしましては、「予防接種事業」として、新たに6千269万8千円を計上し、帯状疱疹の不活化ワクチン予防接種費用について、1回あたり1万円を、おたふくかぜ予防接種費用について、1回あたり3千円を、小児インフルエンザ予防接種費用について、1回あたり1千5百円を、それぞれ助成いたします。二つ目といたしましては、「特定疾患見舞金支給事業」として、1千532万円を計上し、支給対象要件を緩和し、これまで支給対象とならなかった指定難病受給者証を持っている方に対しても、年額最大1万円の見舞金を支給いたします。三つ目といたしましては、「がん相談支援事業」として、新たに190万円を計上し、がん治療による医療用補装具等を購入した方に対し、物品の種類に応じて、3万円または2万円を上限に助成いたします。

次に、安全・安心の分野では、一つ目といたしましては、「交通安全対策事業」として、2百万円を計上し、自転車乗車用ヘルメットを購入した方に対し、購入費用の2分の1、最大2千円を助成いたします。二つ目といたしましては、「防犯対策に要する経費」として、98万7千円を計上し、電話de(で)詐欺被害の撲滅に向け、75歳以上の方がいる世帯を対象に自動通話録音機を貸与いたします。

次に、子育て支援の分野では、一つ目といたしましては、保育園保育料の負担緩和策の対象要件を、市独自に緩和することで、保護者の負担軽減を図ってまいります。二つ目といたしましては、「母子保健事業」として、150万3千円を計上し、小学校への就学前まで切れ目のない相談体制を作ることで、安定した学校生活につなげるために、5歳児相談を実施いたします。

次に、教育の分野ですが、一つ目といたしまして、「小学校施設整備改修事業」として、1億58万円を、また、「中学校施設整備改修事業」として、7千282万7千円をそれぞれ計上し、小中学校の特別教室、及び配膳室に、令和6年度から3か年をかけまして空調設備を整備してまいります。二つ目といたしましては、「適応指導教室事業」として、4千19万3千円を計上し、不登校の生徒が在籍する中学校に指導員を配置し、不登校生徒の支援を行います。三つ目といたしましては、令和5年度からの継続事業でございますが、「本埜公民館 施設管理に要する経費」として、7億4千489万8千円を計上し、同施設の保全改修工事を、令和7年2月の完成予定で進めてまいります。

次に、農業の分野ですが、「園芸振興事務に要する経費」として、1千万円を計上し、農業用機械等の導入経費に対し、市内の認定農業者、認定新規就農者を対象に、対象経費の3分の1、最大百万円を助成いたします。

次に、生活環境の分野では、「地球温暖化対策事業」として、4千804万4千円を計上し、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを、令和5年度に引き続き推進してまいります。特に、令和6年6月には、本市としての、ゼロカーボンシティ宣言を予定しており、「いんざいカーボンニュートラル チャレンジ2050(にいぜろごおぜろ)」を策定することにより、脱炭素に対応した住宅設備、電気自動車等の購入者補助などの取り組みを進めてまいります。

以上が、令和6年度の当初予算案の概要でございます。

終わりに

さて、私の印西市長としての3期目の任期もあと5か月余りとなりましたが、残された任期におきましても、市が直面する課題の解決にしっかりと取り組みながら、子どもから高齢者まで、全ての世代の皆様が「住んでいてよかった」と実感し、未来に希望を持てるまちづくりに向け、全力で取り組んでまいりますので、今後とも皆様のご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

主な質疑応答(要約)

Q. 令和6年度印西市一般会計当初予算(案)の中の、目玉となる事業は何か?

 A.  令和6年度予算については、特に子育て世代の方にとって住みよいまちとなるよう、子育ての分野に重きを置いて予算編成をした。その他には、予防接種事業や、(仮称)千葉ニュータウン中央駅圏複合施設整備事業などが目玉となる。

  

Q. 現在市内には、学童クラブの待機児童は何人くらいいるのか。

 A.  現在200人位いると考えている。

  

Q. 高花学校給食センターができると市内に4つの給食センターができることとなるが、これで全ての学校の給食が賄えると考えているのか。

 A.  十分賄えると考えている。

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印西市役所総務部秘書広報課広報広聴係

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