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伝染性紅斑(リンゴ病)に注意しましょう

[2025年6月17日]

ID:18940

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伝染性紅斑(リンゴ病)とは

伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19が原因で起こる流行性の発しん性疾患です。両頬がリンゴのように赤くなることから「リンゴ病」と呼ばれることもあります。ほとんどは合併症をおこすことなく自然に回復しますが、妊娠中に感染した場合は、胎児水腫(胎児のお腹・胸などに水が溜まる病気)や流産のリスクとなる可能性があります。妊娠中あるいは妊娠の可能性がある方の感染には注意が必要です。

潜伏期間

約10日(4~20日)

主な症状

潜伏期間の後、両頬に蝶の羽のような境界鮮明な赤い発しん(紅斑)が現れます。

続いて、体や手足に網目状やレース状の発しんが広がりますが、これらの発しんは1週間程度で消失します。

成人では関節痛を伴う関節炎や頭痛などの症状が出ることもありますが、ほとんどは合併症を起こすことなく自然に回復します。

感染経路

・感染した人の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」

・ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」

予防・治療

・ワクチンは、開発されていません。

・予防には、手洗いやマスクの着用などの基本的な感染対策を行うことが大切です。

・特別な治療法はなく、対症療法が行われます。

(注意)妊娠中または妊娠の可能性がある方へ

これまで伝染性紅斑に感染したことのない方が妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫や流産のリスクとなる可能性があります。上記のとおり基本的な感染対策を行うことが大切です。また、感染しても症状がない場合(不顕性感染)もあるため、周囲に伝染性紅斑の人がいる場合は、妊婦健診の際に医師に伝えてください。

(引用・参考)

◎厚生労働省

◎国立感染症研究所

◎東京都感染症情報センター

お問い合わせ

印西市役所健康子ども部健康増進課感染症予防係

電話: 0476-33-3785

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