[2025年9月12日]
ID:20359
家族経営協定とは、農業経営に携わる各世帯員が、意欲とやりがいを持って経営に参画できる魅力的な農業経営を目指し、経営方針や役割分担、家族みんなが働きやすい就業環境などについて、家族間の十分な話し合いに基づき、取り決めるものです。
家族経営協定を締結することで、農業経営改善計画を共同で提出することができるようになります。その計画が認定されると、家族経営協定を締結した方々が共同で認定農業者になることができます。
また、国による以下のような各種政策支援の活用が各人名義で可能となります。
・経営所得安定対策
・制度資金(農業近代化資金、農業経営基盤強化資金 等)
・経営体育成支援事業等
認定新規就農者の経営開始資金において、夫婦で共同経営者になっている場合は通常の交付上限の1.5倍交付されます。
認定農業者で青色申告の者と家族経営協定を締結している配偶者または後継者は、農業者年金に加入する場合に、保険料の国庫助成を受けることができます。
1、家族みんなでの話し合い
家族の経営内容や就業条件等について、家族みんなで十分に話し合いましょう。
2、対策の検討
問題点や課題点等について、どうすれば改善できるか検討しましょう。
農業経営の目的や目標、役割分担、収益の配分、就業条件、農作業の安全管理、健康管理、経営移譲等
3、協定書の作成・調印
家族で話し合った内容を、家族経営協定書として文書化しましょう。また、協定締結にあたり、第三者の立ち合いを入れることで一人一人の意識が高まります。
4、点検と見直し
協定締結後は、協定の実効性を高めるため、一年毎の更新や実情に合わせて内容の点検等を行い、農業経営の改善・充実に努めましょう。
家族経営協定は、締結した後もその実効性を高め、経営や暮らしの改善を継続していくことが重要です。
次のような時期に家族の合意に基づいて、協定の更新や見直しを検討しましょう。
家族経営協定のご相談については、下記お問い合わせまでお気軽にご連絡ください。
家族経営協定書参考書式
印西市役所環境経済部農政課振興係
電話: 0476-33-4488
ファクス: 0476-42-7242(代表)
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