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水神宮・水神社

[2026年9月7日]

ID:21931

水神宮・水神社

周囲を利根川・印旛沼・手賀沼に囲まれた台地に住む私達の先祖は、宗像神社や厳島神社(共に祭神は市杵島姫命、又の名を弁財天)を村の鎮守として、龍の名を付けた寺を檀那寺として農耕に必要な水を求めて祈りました。

しかし稲作が始まると、水際に進出した人々は洪水の恐怖にさらされます。堤防を作り、水塚に住んでも豪雨や洪水は容赦なく村を襲いました。

そこで低地や川際に住む人々がすがったのは水神宮や水神社と呼ばれる神々でした。印西市と白井市には60祠を超える水神宮、水神社、水神塔、水神様などの石塔、石祠、堂を数えることができます。

祭神は『千葉県印旛郡誌(大正元年刊)』によると、水波能比売命・罔象女とされていますが、『古事記』によれば伊邪那岐神と伊邪那美神が国生みをしたのち、多くの神々を生みましたが、伊邪那美の尿から生まれたのが水の神、弥都波能比売神で『日本書紀』では罔象女神といわれてます。

罔象女はもともと、降雨、止雨の神、あるいは防火の神とされていましたが、印西地方での配置をみると、厳島神社が清らかな泉のほとりに鎮座して水源を守る女神であるのに対して、水神宮、水神社は川下や沼岸に建てられ洪水や悪水から村を守る役割を担っていたようです。利根川や印旛沼、手賀沼に臨む村々、たとえば江戸時代に開発された埜原新田地区の将監、酒直卜杭などの水神社は、洪水に備えてか、拝殿こそありませんが、まわりの民家より高く土盛りをした水塚の上に、堅牢な祠を建てて祀り、村落の鎮守として信仰されています。

お問い合わせ

印西市役所教育委員会 生涯学習部文化振興課文化財係

電話: 0476-33-4714

ファクス: 0476-42-0033

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