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印西市とキリスト教

[2026年9月7日]

ID:21950

印西市とキリスト教

明治6年(1873)2月にキリシタン禁制の高札が撤去されると、カトリック、ロシア正教会、プロテスタント諸派の伝道が各地で本格化しました。

この頃から正教会の下総伝教が始まり、船尾・松崎・多々羅田・惣深・大森・木下などで、地域の有力者を中心に信徒が増えていきました。主教ニコライが明治25年にこれらの地域を巡回した際の日記には、人びととの交流の様子が鮮明に描かされています。

プロテスタントでは、明治8年設立の法典長老教会(船橋市)が拠点となり、明治10年にアメリカ長老教会の宣教師グリーンから14名が洗礼を受けて大森基督教会が設立されました。また、明治9年には米国メソヂスト監督教会が安食を拠点に利根川の対岸まで伝道を展開し、同11年には常総メソヂスト教会を設立しました。そのなかには大森基督教会から正教会を経て転入会した信徒もいました。

東京都と利根川を結ぶ交通の要衝であった印西市域には、西洋の文化をいち早く受け入れる土壌があったようです。現存する旧手賀教会堂(明治16年建築、柏市)に当時の面影が残っています。

写真は、正教会の正神女のイコン。

主教ニコライは、巡回で信者宅を訪れるとまず最初にイコンがかけられているかどうかを確認しています。

イコンを壁に掛け、毎日朝と晩に礼拝をするのが信者の日課でした。

お問い合わせ

印西市役所教育委員会 生涯学習部文化振興課文化財係

電話: 0476-33-4714

ファクス: 0476-42-0033

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