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瀬戸遠蓮遺跡

[2026年9月7日]

ID:22302

瀬戸遠蓮遺跡

瀬戸遠蓮遺跡は、印旛沼の北岸、印西市松虫から入る支谷最奥部の標高約30mの北緩傾斜面に所在した遺跡です。現在の印西支所入口から県道を挟んだ位置にあたり、昭和41年に千葉ニュータウン造成事業に伴って発掘調査が実施されました。調査の結果、約14,000年前から10,500年前、縄文時代草創期と呼ばれる時期につくられた隆起線文土器の小破片がまとまって出土しました。土器の特徴から、隆起線文土器の中でも比較的新しい段階のものと考えられています。

その他、チャート製の石鏃や安山岩製の有舌尖頭器、安山岩・流紋岩製の尖頭器のほか、黒曜石製のエンドスクレイパーなどの石器も一緒に出土しています。一方で、住居跡などの遺構は検出されませんでした。

当遺跡は、千葉県内で初めて隆起線文土器が出土した遺跡であり、土器自体の出土量は多くありませんが、典型的な形態の有舌尖頭器や木葉形の尖頭器を伴うなど、印西市だけではなく、千葉県における縄文時代初頭の人々の文化や暮らしを知る上で、学史的にも重要な遺跡です。

お問い合わせ

印西市役所教育委員会 生涯学習部文化振興課文化財係

電話: 0476-33-4714

ファクス: 0476-42-0033

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