[2023年10月2日]
ID:9477
これから、台風の接近や前線の通過に伴う大雨が予想される時期を迎えるにあたり、土砂災害の発生の危険性が高まります。
土砂災害の被害を防ぐためには、一人ひとりが土砂災害から身を守れるように備えておくことが重要です。
土砂災害には、「がけ崩れ(急傾斜地の崩壊)」・「地すべり」・「土石流」の3種類があります。
特に印西市においては、「土砂災害危険箇所」として、がけ崩れ(急傾斜地の崩壊)の危険箇所が千葉県により公表されています。
【がけ崩れ】
【特徴】斜面の地表に近い部分が、雨水の浸透や地震等でゆるみ、突然、崩れ落ちる現象。
崩れ落ちるまでの時間がごく短いため、人家の近くでは逃げ遅れも発生し、人命を奪うことが多い。
1時間に20ミリ以上の強い雨が降るとき、あるいは降り始めからの降水量が100ミリを超えると、土砂災害が起こりやすくなると言われています。
土砂災害(がけ崩れ)が発生するときには、次のような前兆現象が現われるとことがあります。前兆現象に気づいたら、周囲の人にも知らせ、速やかに安全な場所に避難しましょう。
[がけ崩れの前兆現象]
・がけにひびができる。 ・小石がパラパラと落ちてくる。 ・がけから水が湧き出る。
・湧き水が止まる、濁る。 ・地鳴りがする。
(注意)ただし、がけ崩れが発生する前に必ず前兆現象が現れるとは限りません。
なお、避難の際には、二次災害を防ぐため、河川や用水路、冠水箇所等に十分注意してください。
(注意)豪雨等により避難所までの避難が困難な場合には、近くの頑丈な建物の2階以上に避難しましょう。それも困難な場合は、家の中のより安全な場所(がけから離れた部屋や2階)に避難しましょう。(土砂災害の多くは、木造の1階で被災しています。)
また、土砂災害の前兆現象を見たり、聞いたりした場合には、お気軽に防災課までご連絡ください。
大雨による土砂災害発生の危険度が高まった時、市町村長が避難指示等を発令する際の判断や住民の自主避難の参考となるよう、都道府県と気象庁が共同で発表する防災情報です。
市では、土砂災害警戒情報の発表や避難指示等の発令について、以下の方法により情報を伝達します。
・防災行政無線
・印西市防災メール
・緊急速報メール(エリアメール)
・LINE
・防災エックス(旧ツイッター)
・固定電話
・ファクス
・HP 等
土砂災害防止警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律に基づき、千葉県により指定されます。
急傾斜地の崩壊等が生じた場合に、住民等の生命または身体に危害が生じるおそれがあると認められる区域
急傾斜地の崩壊等が生じた場合に、建築物に損壊が生じ、住民等の生命または身体に著しい危害が生じるおそれがあると認められる区域で、特定の開発行為に対する許可制、建築物の構造規制等が行われます。
○印西市内で250箇所が指定されています。(令和4年4月1日現在)
(注意)今後、千葉県の調査が実施されることにより指定区域の増加が見込まれます。
・印西市内の指定区域の所在地・位置については、千葉県のホームページ上で公開されています。
→印西市内の土砂災害(特別)警戒区域の指定区域(千葉県のホームページへリンク)
また、印西市内の特別避難所は以下のとおりとなります。
名称 | 住所 |
---|---|
ふれあいセンターいんば | 美瀬一丁目25番地 |
本埜公民館 | 中根1375番地 |
宮内青年館 | 浦部1430番地3 |
和泉会館 | 和泉885番地1 |
松崎中央会館 | 松崎396 |
小林小学校 | 小林2448番地2 |
旧宗像小学校 | 岩戸1680番地 |
船穂小学校 | 船尾1292番地 |
大森ふれあい会館 | 大森2646番地8 |
平賀地区構造改善センター | 平賀928番地 |
印西市役所総務部防災課危機管理室
電話: 0476-33-4428
ファクス: 0476-42-7242(代表)
電話番号のかけ間違いにご注意ください!