TSマーク付帯保険に加入しましょう

　平成28年中の自転車関連の交通事故は9万836件で、全交通事故の約2割を占めています。自転車が当事者となる事故は減少傾向にありますが、自転車が加害者となる事故では、高額の損害賠償を請求される事案も起きています。また、自転車の運転者にも、事故に伴う入院費用等の負担が生じる場合があります。事故の被害者への補償と運転者自身の万が一に備え、自転車も保険に加入しましょう。

　自転車保険に加入していなくても、損害保険やクレジットカードに付帯されている場合がありますので、一度、現在加入している保険等の内容を確認しましょう。なお、いずれも適用されない場合には、手軽に加入できるTSマーク付帯保険があります。 

　TSマークは、年に1回、自転車安全整備店で点検・整備を受けると自転車に貼付されます。このマークには、傷害補償等の付帯保険（有効期間は、点検・整備の日から1年間）が付いており、付帯保険の補償内容により赤色と青色の2種類があります。

　※　TSマークのTSは、Traffic Safety（交通安全）の略称です。

　※　印西市内の自転車安全整備店については、添付ファイルをご覧ください。

【概要】

1　赤色TSマーク付帯保険の賠償責任補償限度額の改定

　　現行の5，000万円を1億円に引き上げ

2　運用開始

　　平成29年10月1日（予定）

入院加療15日以上：一律10万円
死亡または重度障害（1～4級）： 一律100万円

死亡または重度障害（1～7級）：［限度額］5，000万円

※平成29年10月1日から賠償責任補償限度額が5，000万円から1億円に改定されます。

死亡または重度障害（1～7級）：［限度額］1,000万円

　自転車は気軽に乗れる乗り物ですが、道路交通法上は軽車両として扱われ、交通ルールを遵守しなければなりません。

　自転車を運転する際は、『自転車安全利用五則』を守り、加害者、被害者にならないよう心がけましょう。

『自転車安全利用五則』

1. 自転車は車道が原則、歩道は例外
2. 車道は、左側を通行
3. 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
4. 安全ルールを守る
5. 子どもはヘルメットを着用

　　※市では、「印西市自転車の安全・安心利用に関する条例」を改正し、平成28年4月1日から事故にあった際の被害軽減策として、自転車を利用するすべての方への乗車用ヘルメット着用を努力義務として規定しております。

• TSマークについて（公益社団法人日本交通管理技術協会ホームページ）
• 自転車は車のなかま～自転車はルールを守って安全運転～｜警察庁 ...
  
• 自転車事故を無くすために（千葉県警察ホームページ）
• 交通事故相談所の一覧表（公益財団法人千葉県交通安全協会連合会ホームページ）