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弥陀三尊下総型板碑[市指定有形文化財(歴史資料)]

[2024年2月19日]

ID:5055

弥陀三尊下総型板碑(1基)

弥陀三尊下総型板碑

 板碑は板状の石材に梵字で仏を表す種子や念仏が刻まれた供養塔で、鎌倉時代から室町時代にかけて多く立てられました。

 この板碑は、地表から高さ約97センチメートル、幅約49センチメートル、厚さ約14センチメートルの黒雲母片岩に阿弥陀三尊の種子が刻まれた下総型の板碑です。

 中心に阿弥陀如来の種子(キリーク)、向かって左に勢至菩薩の種子(サク)、右に観音菩薩の種子(サ)を配し、キリークは蓮華座に乗り天蓋と円形の光背が描かれています。

 三尊を囲む方形の上辺の上に、大日如来真言、右辺の右脇に金剛界五仏、左辺の左脇に大日如来報身真言が刻まれています。また、下辺の下には「右志者為母也 極重悪人 無他方便 唯称念佛 得生極楽 暦応四年四月十日」の銘文が刻まれています。この板碑は造立者の母の供養のために作られました。

*暦応4年は1341年

 

【所在地】小林1841(光明寺)【指定年月日】昭和57年8月5日

お問い合わせ

印西市役所教育委員会 教育部生涯学習課文化係

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