[2020年2月12日]
ID:10346
「地域包括ケアシステム」の周知、啓発として、介護予防普及啓発および在宅医療・介護連携についての講演会を令和2年2月1日(土曜日)、ふれあいセンターいんばにて、開催しました。
「高齢になっても、住み慣れた印西市で、自分らしい生活を最期まで続けていくこと」について、考えていただくきっかけとなるよう、本講演会を開催しました。
当日は、市内全域から79名の参加がありました。
日時 | 令和2年2月1日(土曜日)・午後1時30分~4時 |
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受付時間 | 午後12時30分~ |
会場 | ふれあいセンターいんば・3階 |
入場 | 無料 |
申込 | 不要 |
定員 | 160名 |
講演内容 | (1)介護予防普及啓発講演会 「今日から実践!健康づくりは地域活動から」 講師:独立行政法人 東京都健康長寿医療センター 研究員 桜井良太氏 (2)在宅医療・介護連携講演会 「人生の最終段階をどう過ごしたいですか?」 講師:常盤大宮市国民健康保険美和診療所 医師 小田有哉氏 |
その他 | 手話通訳があります |
講師 桜井良太氏
介護予防普及啓発講演会「今日から実践!健康づくりは地域活動から」
講師:独立行政法人 東京都健康長寿医療センター 研究員 桜井良太氏
グラフや表などのデータを交えて、社会参加をすることで、健康につながるというお話がありました。講演中には、認知症や社会参加に関するクイズに対し、講演会参加者も手を挙げて、解答しました。
また、他市で行われているボランティアや地域活動の事例の紹介もあり、社会参加・貢献活動が自身の健康だけでなく、地域の健康にもつながるというお話をしていただきました。
講師 小田有哉氏
在宅医療・介護連携講演会 「人生の最終段階をどう過ごしたいですか?」
講師:常盤大宮市国民健康保険美和診療所 医師 小田有哉氏
アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)とは、人生の中で自分の大切なことは何か、自身の望む医療やケアについて考え、その思いや希望を家族や大切な人と話し合い、自分の考えを書き留めておくこと。一度書き留めたら終わりではなく、何度も話し合い見直しをする、考える過程が大切だというお話がありました。
また、先生が実際に関わった4事例をとおして、当事者や家族の思いを尊重した在宅療養の話を聞くことができ、このような療養生活を支える体制として、地域包括ケアシステムを紹介されました。
当日、講演会参加者よりアンケートを記入していただきました。一例を紹介します。(アンケートより抜粋)
チラシ
全国的に高齢化が進む中、印西市においても平成29年2月末に高齢化率が21%を超え、「超高齢社会」に突入し、ますます介護予防や在宅医療が重要となってきます。
市では、介護や支援が必要になっても、住み慣れた地域で、最期まで自分らしい暮らしを続けていけるよう、「地域包括ケアシステム」の構築を推進しています。
「地域包括ケアシステム」とは、住まいを中心として、「医療」や「介護」、「予防」、「生活支援」など必要なサービスを受けることができる体制づくりのことです。
詳しくはこちら(別ウインドウで開く)をご覧ください。