年末年始に向けて市民のみなさまへのお願い（市長からのメッセージ）

　市民の皆様には日頃から、新型コロナウイルス感染症対策に取り組んで頂き、ありがとうございます。
　また、日々、医療や介護の現場で奮闘いただいている従事者の皆様、市民生活の維持のために働いている全ての皆様に心から感謝を申し上げます。

　さて、新型コロナウイルス感染症でございますが、今まさに、第3波の真っ只中にあり、全国各地で、感染者数が過去最高を記録するなど、終息の兆しが見えません。

　当市におきましても、第2波のピークを迎えた8月以降、感染者数は少ない状況で推移しておりましたが、11月に入り、25名の感染例が確認され、12月は、14日までに18名を数え、累計の感染者数は、100名を超えました。

　市民の皆様も既に実践されていることと思いますが、身近に迫るウイルスに対抗するためには、身体的距離の確保、マスクの着用、こまめな手洗いといった、基本的感染症対策の徹底が必要です。

　これに加え、これまでクラスター等が発生した事例から、(1)飲食を伴う懇親会、(2)大人数や長時間に及ぶ飲食、(3)マスクなしでの会話、(4)狭い空間での共同生活、(5)居場所の切り替わりによる気の緩み、など感染リスクが高まる5つの場面もわかってきております。

　年末年始を迎え、例年であれば、忘年会や親族との会食など、大勢で1年を振り返り、また新年を祝う時期でありますが、今年は、基本的な感染症対策とともに、感染リスクが高まる5つの場面を避ける行動をお願いいたします。

　また、これまでも申し上げておりますが、新型コロナウイルスに関しまして感染者やその家族、医療従事者等への差別や偏見は絶対にあってはなりません。
　誰もが感染しうるリスクがあることを受けとめ、お互いを思いやる気持ちを持って、行動してくださるようお願いいたします。

令和2年12月15日
印西市長　板倉　正直