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日本脳炎予防接種について

[2024年4月1日]

ID:14215

日本脳炎予防接種について

日本脳炎とは

   7~10日の潜伏期間の後、突然の高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示すウイルス性の急性脳炎になります。ブタなどの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染します。ヒトからヒトへの感染はありません。流行は西日本地域が中心ですが、ウイルスは北海道など一部を除く日本全体に分布しています。飼育されているブタにおける日本脳炎の流行は毎年6月から10月まで続きますが、この間に地域によっては、約80%以上のブタが感染しています。

 感染者のうち100~1,000人に1人が脳炎等を発症すると考えられています。脳炎のほか髄膜炎や夏かぜ様の症状で終わる人もいます。脳炎にかかった時の死亡率は約20~40%ですが、神経の後遺症を残す人が多くいます。


日本脳炎ワクチンについて

(1)乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン(不活化ワクチン)

 乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンは、ベロ細胞という細胞でウイルスを増殖させ、ホルマリンなどでウイルスを殺し(不活化)、精製した不活化ワクチンです。

(2)乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンの副反応

 ワクチンを接種した後にみられる37.5℃以上の発熱は、1期初回の翌日にもっとも多く0.6~2.7%程度、次いで接種当日ではこれを下回った数の発熱がありました。これを38.5℃以上の発熱でみると0.3~1.6%程度になります。接種した部位の腫れなどの局所反応も接種翌日が比較的多く、次いで接種当日となりますが、接種翌日での発生が0.7~2.2%程度です。回数では2期での発生が最も多くなります。

平成26年10月1日~平成26年12月31日の間に厚生労働省にワクチン接種との因果関係の有無にかかわらず医療機関から報告された重篤症例は5例で頻度は0.0006%、死亡例の報告はなく、5例全て回復していました。(平成27年3月第14回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会資料から)

 

日本脳炎ワクチンの接種方法

 

1期の初回接種を6日以上(標準的には28日まで)の間隔をおいて2回、初回接種終了後6か月以上、標準的にはおおむね1年後に追加接種を1回行って、基礎免疫をつけます。

2期の接種を9歳で行い、全4回で接種が完了します。


日本脳炎予防接種の接種方法
 対象となる年齢標準的な接種年齢接種方法   備考
 <1期>
 生後6月~7歳6カ月に至るまで
<1期初回>
3歳
 6日以上、標準的には28日までの間隔で2回
 3歳未満で接種する場合、薬液の量が変わります
<1期追加>
4歳
 1期初回終了後6か月以上、標準的にはおおむね1年の間隔をおいて1回
 (おおむね1年とは、接種日前後1か月)
 
 <2期>
 9歳以上13歳未満

<2期>
 9歳

 1回9歳で予診票を送付

勧奨が差し控えられた方に対する対応

 

 平成17年の積極的な勧奨の差し控えにより、接種を受けられなかった方への接種機会を確保する対応がとられています。


 

特例措置に該当する方の接種方法

平成16年4月2日~平成19年4月1日生まれで20歳未満の人
第1期接種期間内の
接種状況
接種回数接種間隔
 3回終了の者
(1期の1・2・追加が完了)
 残り1回

4回目を9歳になってから、かつ3回目との間隔を6日以上あけて接種。
 *3回目から4回目は、おおむね5年あけることが望ましい


 2回終了の者 残り2回

2回目終了後6日以上あけて3回目を接種。
4回目(2期分)は9歳になってから、かつ3回目との間隔を6日以上あけて接種。
 *3回目から4回目は、おおむね5年あけることが望ましい


 1回終了の者 残り3回

2回目と3回目を6日以上の間隔をあけて接種。
4回目(2期分)は9歳になってから、かつ3回目との間隔を6日以上あけて接種。
 *3回目から4回目は、おおむね5年あけることが望ましい


 0回の者(未接種) 残り4回

1回目と2回目を6日以上、標準的には28日までの間隔をあけて接種。
3回目(1期追加分)を、2回目から6月以上、標準的にはおおむね1年後に接種。
  ↓
4回目(2期分)は9歳になってから、かつ3回目との間隔を6日以上あけて接種。
*3回目から4回目はおおむね5年あけることが望ましい


◎生年月日により、接種方法や接種期間が異なりますので、ご注意ください。

◎接種前に、必ず接種状況を母子健康手帳で、ご確認ください。接種が4回を超えないように注意してください。

◎不足分の予診票の再発行は、ちば電子申請サービスからお手続きをお願いします。⇒ 「定期予防接種予診票再発行申請書」(別ウインドウで開く)



市内委託医療機関(令和6年度)

令和6年度 日本脳炎予防接種 市内委託医療機関
地区医療機関名電話第1期第2期・特例
大森印西診療所0476-42-5011
木刈木刈クリニック0476-46-8707
小倉台 すずき小倉台医院0476-47-3766
中央南キャップスクリニック千葉ニュータウン中央0476-36-7275
中央北 千葉ニュータウン駅前こどもクリニック0476-85-5511
中央北千葉ニュータウン駅前耳鼻咽喉科クリニック0476-40-1133
内野内野診療所0476-46-3621 
草深おかにわクリニック0476-47-2100 
いんざいさくらクリニック0476-85-4700
牧の原いとうクリニック0476-47-5011
西の原清宮クリニック0476-33-3077×
西の原印西そよかぜ内科・呼吸器内科0476-37-6700 ×
西の原はぐくみBaby&Kid'sクリニック
0476-85-6492
牧の台印西総合病院0476-33-3000
小林北牧の里クリニック0476-97-1321×
竜腹寺あんべこどもクリニック0476-80-9611
鎌苅いしばし内科クリニック0476-80-5180

(注意)印西市外の医療機関で接種を希望される場合は、「印西市外の医療機関で接種する場合(別ウインドウで開く)」を参照ください。


日本脳炎予防接種に関するリンク

お問い合わせ

印西市役所健康子ども部健康増進課感染症予防係

電話: 0476-42-5595(中央保健センター内)

ファクス: 0476-42-5514

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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