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セアカゴケグモにご注意ください

[2023年10月27日]

ID:9342

セアカゴケグモにご注意ください

 セアカゴケグモとは、オーストラリア原産の小型グモです。日本では平成7年に大阪府で初めて発見されて以来、現在では千葉県内でも複数の地域で発見されており、本市では、令和元年5月29日に初めて発見されております。

 なお、血清開発後のセアカゴケグモによる死亡例はありません。

特徴

セアカゴケグモ

 攻撃性はなく、おとなしいですが、触ると咬まれる可能性があるため、素手で捕まえたりしないよう注意してください。

<メス>

  • メスにのみ毒がある。
  • 体長1センチメートル前後で全体的に黒く艶がある。
  • 腹部の背面には直線状あるいはひし形を二つ並べたような形の赤い線がある。
  • 未成体個体の腹部の背面には赤い線とその周りに白い斑点がある。(オスに似ている)

<オス>

  • メスに比べ小さく、5mm程度。全体的には褐色で、足の色は薄い褐色と濃い褐色の縞のように見える。
  • 胸腹部の背中側の模様はメスと異なり灰色~褐色の地に、白い線が中央と縁側に入る。

<卵のう>

  • 中に数百個程度の卵が入っている。
  • 直径約1~1.5センチメートルで乳白色。


生息場所

 日当たりの良い暖かい場所で地面や人工物の窪みや穴、裏側、隙間を好みます。

(例)自動車、プランターの底、室外機の裏、庭に置いた靴の中等

屋外に置かれていた傘、衣服、おもちゃ等から屋内に持ち込まれる可能性があります。

咬まれた場合の症状・対処方法

 局所の疼痛、痒み、腫れ、腹痛、胸痛がでることがあります。通常、数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、発熱、嘔吐などの全身症状が数週間継続することがあります。高齢者や小児、乳幼児は重症化する恐れがあります。

 咬まれた場合

  • できるだけ駆除したクモを持参し、すみやかに医療機関に相談してください。
  • 毒を温水やせっけんで洗い流し、冷やしてください。

見つけたときは

  • セアカゴケグモに攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがあるため、素手で触らずに軍手等を使用し、家庭用殺虫剤(ピレストロイド系)を使用してください。
  • 靴で踏みつぶす、もしくは熱湯をかけてその場で駆除してください。
  • 一匹見つかれば周囲にも潜んでいる可能性があるため、よく確認してください。

市内における発見状況

・令和元年5月29日 泉野3丁目地先 7匹

・令和5年10月26日 岩戸地先 1匹

参考

お問い合わせ

印西市役所環境経済部環境保全課保全係

電話: 0476-33-4491

ファクス: 0476-42-5339

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