[2023年9月12日]
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自転車は、誰もが利用できる便利な乗り物ですが、自転車は自動車の仲間であり、道路交通法を遵守して運転しなければなりません。また、自転車事故は増加傾向であり、中には、自転車利用者が歩行者を負傷させ、利用者またはその保護者に対して、高額な損害賠償が請求されるケースがあります。
千葉県では、令和4年7月1日より「千葉県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」の改正により、自転車損害保険の加入が義務となりました。
また、道路交通法の一部改正(令和4年4月27日公布)により、全国でヘルメットの着用が努力義務となりました。
自転車死亡事故の約7割の方が、頭部に致命傷を負っています。ヘルメットを正しく着用することにより、転倒時に一番守るべき頭部のけがを軽減することができます。ヘルメットを正しく着用することによって、頭部損傷による死亡リスクを4分の1に抑えられるデータもあります。
道路交通法上、自転車は軽車両と位置付けられ、歩道と車道の区別があることろでは車道を通行するのが原則であり、車道の左側(車両通行帯のない道路では左端)を通行しなければなりません。
著しく歩行者の通行を妨げることとなる場合を除き、道路の左側に設けられた路側帯を通行することができますが、その場合、歩行者の通行を妨げないような速度と方法で通行しなければなりません。
自転車が歩道を通行する場合は、道路標識等により自転車が通行すべき部分として指定された部分(普通自転車通行指定部分)がある場合は該当部分を、指定されていない場合は歩道の中央から車道寄りの部分を徐行しなければならず、歩行者の通行を妨げるような場合は一時停止をしなければなりません。ただし、自転車通行指定部分を通行し、または通行しようとする歩行者がいないときは、歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができます。
信号機のある交差点では、信号機の表示する信号に従わなければなりません。「歩行者・自転車専用」と表示されている信号機のある場合は、その信号機の表示する信号に従いましょう。
信号機のない交差点では、一時停止すべきことを示す道路標識等がある場合は、一時停止をしなければなりません。また、狭い道から広い道に出るときは、徐行しなければなりません。
夜間、自転車で道路を走るときは、前照灯及び尾灯(または反射器材)をつけなければいけません。
また、自転車を運転するときは、安全運転の義務が生じます。ハンドルやブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路及び交通等の状況に応じて、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しましょう。
酒気を帯びて自転車を運転していけません。飲酒運転は、極めて悪質な犯罪行為です。「少しだけなら大丈夫」「すぐそこだから」などの甘い考えが、自分だけでなく他者の人生も大きく変えてしまいます。「飲酒運転は絶対しない、させない、許さない」の考えを常に意識しましょう。
飲酒運転だけでなく、二人乗りや「並進可」の標識があるところ以外での並進も禁止されています。また、自転車の積載制限を超過したり、ブレーキ不良の自転車の運転もしてはいけません。
日ごろから、自転車の点検や交通ルールを遵守して運転しましょう。
自転車を運転するときは、ヘルメットを着用しましょう。印西市では、「印西市自転車安全・安心利用に関する条例」により、13歳未満の子どもに対して、保護者はヘルメットを着用させなければなりません。
・自転車の危険な走行動画(リンク先からご視聴ください) 自転車事故防止(千葉県警ホームページ)(別ウインドウで開く)
・自転車の安全な走行動画(リンク先からご視聴ください) 交通事故から命を守る(千葉県警ホームページ)(別ウインドウで開く)
・自転車の交通ルール(千葉県警ホームページ)(別ウインドウで開く)
・頭部の保護が重要です~自転車用ヘルメットと頭部保護帽(警視庁ホームページ)(別ウインドウで開く)
自転車を安全安心に利用するために
自転車に乗るときは必ずヘルメットを着用しましょう!
印西市役所市民部市民活動推進課市民安全係
電話: 0476-33-4435
ファクス: 0476-42-7242(代表)
電話番号のかけ間違いにご注意ください!