[2024年9月30日]
ID:17810
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▲セアカゴケグモ(メス)
【写真撮影:香川県】
▲裏から見た場合
セアカゴケグモはオーストラリア原産のクモです。
オスの体長は約4~5ミリメートル、メスは7~10ミリメートルほど。
基本的に大人しい性格のクモですが有毒生物です(毒性が強く、有害なのはメスのみ)。
メスは全体が黒色で、大きな球状の腹部の背面に目立った赤色の縦条があり、腹面にも赤い砂時計状の模様があるのが特徴です(上写真参照)。
令和2年7月時点で、45都道府県において確認されており、ニュースでも名前が知られています。
こちらから触れない限り、危害を加えてくることはまずありませんので、もし見掛けても、絶対に素手で触らないように注意してください。
主に日当たりが良い場所や暖かい場所にある物陰や隙間に生息しています。
昆虫等を捕食しますが、性質は基本的に大人しいため、積極的に人を襲うことはありません。
【注意すべき場所の例】
・ベンチの裏
・自動販売機の下
・ブロックやフェンスの隙間
・エアコンの室外機の下
・排水溝のふたの裏や側面
・外に置いてあるサンダルの中 など
噛まれた場合、局部のうずきやかゆみ、痛みが発生し、赤く腫れたり熱っぽくなったりします。
通常は、数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することもあります。
重症化した場合は、進行性の筋肉麻痺が生じた例も報告されています。
一方で国内での死亡例は確認されておりません。
【もし噛まれてしまったら…】
すぐに傷口を流水や石けん水で洗い、医療機関を受診してください。
その際、駆除に成功し、死骸があれば回収するか撮影し、医師に提示してください。
【相談先】
印旛保健所(印旛健康福祉センター)
所在地:佐倉市鏑木仲田町8-1(印旛合同庁舎内)
電話:043-483-1133
毒を有するクモなので素手での駆除は危険です。
家庭用殺虫剤を散布したり、靴を履いて踏みつぶしたり、熱湯をかけて駆除してください。
また、見掛けた周囲で繁殖している可能性があるため、注意を払ってください。
なお現在、県および市では能動的な駆除は行っておりません。
セアカゴケグモに関する注意喚起
印西市役所環境経済部環境保全課保全係
電話: 0476-33-4491
ファクス: 0476-42-5339
電話番号のかけ間違いにご注意ください!