「印西市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました

近年地球温暖化が原因とされる気候変動を原因とするさまざまな自然災害が、世界各国で懸念されています。

そのような中、令和2（2020）年10月に国は「2050年カーボンニュートラル」を目指すことを宣言し、地方公共団体ではこの目標の実現に向けて、脱炭素化に向けた取り組みの推進が求められています。

こうした状況を踏まえ、市では脱炭素化に向けた効果的な取組の推進とかけがえのないふるさとの継承を目指して、「印西市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。

今後は、2050年ゼロカーボンシティ実現のためにさまざまな取組みを推進してまいります。

令和6年5月31日に行われたた第2回定例会議会におきまして、市長が宣言しました。

環境省では，「2050年に二酸化炭素（温室効果ガス）排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らがまたは地方自治体として公表した自治体」をゼロカーボンシティとしています。

二酸化炭素排出量実質ゼロは「カーボンニュートラル」とも言われ、同じ意味となります。

「排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」（注意） から、植林、森林管理などによる「吸収量」（注意） を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。

（注意）ここでの温室効果ガスの「排出量」「吸収量」とは、いずれも人為的なものを指します。

カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減 並びに 吸収作用の保全及び強化をする必要があります。

（出展）環境省「脱炭素ポータル（別ウインドウで開く）」

市内におけるカーボンニュートラルの推進には、市民及び市内事業者の協力なくしては達成が難しい状況にあります。

ゼロカーボンシティ宣言を踏まえ、環境・経済・社会の3つの側面をつなぎ、この実現に挑戦する戦略として「いんざいカーボンニュートラル・チャレンジ2050（ICNC2050）」の策定を進めます。

 ゼロカーボンシティの実現に向けた主な取り組みは、同チャレンジの進捗管理の中で、お知らせしていく予定です。

近年深刻化する気候変動・地球温暖化に対し、多くの方に関心を持っていただけるよう、地球温暖化対策に関する啓発動画を作成しています。

地球温暖化の現状や2050年カーボンニュートラルに向けた取組の必要性について考えてみましょう。

リンク：地球温暖化対策の啓発動画を作成しました | 印西市ホームページ (inzai.lg.jp)（別ウインドウで開く）