印西市都市マスタープラン

　都市マスタープランは、「市町村の都市計画に関する基本的な方針」として、「都市計画法第18条の2」に定められている計画です。また、「印西市基本構想」で掲げている将来都市像「住みよさ実感都市　ずっと　このまち　いんざいで」の実現に向けた都市計画分野における目標や方針を示した計画です。

1）印西市を「こんなまちにしたい」という将来像や目標を市民・事業者と共有し、協働で進める都市づくりの基本的な方針を示します。

2）都市計画や都市づくりに関する施策を進める際の基本的な方針を示します。

3）都市づくりの基本方針を示し、都市基盤整備をはじめ、市街地開発事業などの個別の計画に反映していきます。

　印西市では、平成15年度に都市マスタープランを策定し、平成22年3月の1市2村の合併後、平成24年度に改訂を行い、目標年度を令和2年度とし、都市づくりを行ってきたところです。

　近年、少子高齢化の進展や多様化する市民ニーズなど、社会経済情勢が大きく変化しています。

　こうした状況の中で、印西市としても快適で、魅力的、持続的に発展する都市づくりを推進していく必要があることから、令和3年度から令和12年度までを計画期間とする新たな「印西市都市マスタープラン」を策定しました。

　都市マスタープランは、大きく「全体構想」「地区別構想」「都市づくりの推進に向けて」の3つから構成されています。

◇全体構想（序章・第1章～第3章）

　都市づくりの基本理念や目標、将来都市構造、都市づくりの方針などを示しています。

◇地区別構想（第4章）

　市全体を12地区に分け、「全体構想」を踏まえながら、地区ごとに都市づくりの方針を示しています。

◇都市づくりの推進に向けて（第5章）

　「全体構想」や「地区別構想」で示した都市づくりの方針を実現するため、多様な都市づくりの手法を活用し、事業や多様な主体との連携を促進するための取組方針を示しています。