[2024年12月28日]
ID:14170
印西市は印旛沼、手賀沼、利根川に囲まれた水環境の豊かな街です。しかし残念なことに、印旛沼、手賀沼及び市内河川の水質汚染が著しいです。この水質汚染の原因の一つが私たちの生活雑排水です。
下水道に接続している家庭や合併処理浄化槽を設置している家庭では、この生活雑排水(台所、風呂、洗濯等の水)を、し尿(トイレの汚水)と一緒に処理してから河川等に流すことができます。しかし、単独処理浄化槽、くみ取り便所を使用している家庭では、し尿は処理されますが生活雑排水は処理されないまま、直接河川等に流入してしまいます。これらの排水が水質汚濁の大きな要因となり、私たちの大切な河川や沼を汚してしまっているのです。
家庭から出る生活雑排水を処理するためには、下水道区域内では「下水道」に接続すること、下水道区域外では「合併処理浄化槽」を設置することが必要です。
合併処理浄化槽は、生活雑排水を、し尿と併せて処理することができます。合併処理浄化槽を設置した場合、し尿だけを処理する単独処理浄化槽と比較すると、河川等へ放流される汚れの量は1/8になります。(BODで比較した場合)
近年では、有機物(BOD)だけでなく、湖沼で夏場に発生する「アオコ」(富栄養化)の発生原因となる窒素やリン等を除去できる、「高度処理型」合併処理浄化槽が主流になっています。高度処理型合併処理浄化槽を設置することで、印旛沼や手賀沼の水質浄化に、直接貢献することができます。
浄化槽の設置工事の着工前かつ、市内において下水道法に基づく下水道認可区域以外の地域であること。ただし、下水道認可区域内であっても、下水道の整備が7年以上見込めない場合は補助対象地域となります。下水道認可区域については、申請前に下水道課にてご確認ください。
補助金の手引き(P1)の(3)補助対象・補助対象外も併せてご確認ください
令和7年3月25日(火曜日)までに工事完了時の現地確認(完了確認)を受け、実績報告書を提出できない場合は補助対象外となります。
浄化槽設置費への補助の他に配管工事費等への上乗せ補助があります。
詳しくは補助金の手引き(P1~3)をご確認ください。
浄化槽を使うには適正な維持管理が必要です。浄化槽の使用者は、浄化槽を正しく機能させるために定期的な保守点検と清掃、県の指定機関による法定検査を受けることが義務付けられています。
詳しくは、下記のリンクをご覧ください。
添付ファイル(申請書類一式)
添付ファイル(実績報告書類一式)
印西市役所環境経済部環境保全課保全係
電話: 0476-33-4491
ファクス: 0476-42-5339
電話番号のかけ間違いにご注意ください!